熊本で注目のスペシャリティコーヒー「アンド・コーヒー・ロースターズ」

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熊本で注目のスペシャリティコーヒー「アンド・コーヒー・ロースターズ」

熊本城から徒歩10分。熊本市中央区上通町に、アンド・コーヒー・ロースターズというこだわりのコーヒーショップがあります。ブルックリンの一角にありそうなシンプル且つスタイリッシュな雰囲気の店舗は、香ばしいコーヒー豆の香りで満たされています。

オーナーの山根洋輔さんは、大学在学中の語学研修で訪れたニューヨークでコーヒーやカフェ文化に感化され、2013年にアンド・コーヒー・ロースターズをオープン。もともとは東京の練馬区で生まれ育ったにも関わらず、熊本市での起業に至ったのは「縁だった」と、山根さんは言います。2016年には同じく熊本市内の蔦屋書店内に二号店 アンド・コーヒー・ブルーワーズをオープンさせ、年々その認知度と人気を上げ続けているのです。

アンド・コーヒー・ロースターズの大きな特徴は、熊本ではまだ希少な存在の「スペシャルティコーヒー」を自家焙煎している点。「スペシャルティコーヒー」とは、簡単に言えば「消費者が美味しいと思えるコーヒー」のこと。と言えば簡単に聞こえるかもしれませんが、そのレベルに達するには厳しい栽培管理、生産処理、生産管理など様々な項目における適性が求められるのです。

2000年頃から、採点によってコーヒーの味を評価するというシステムが生まれ、80点以上のスコアが出たコーヒーがスペシャルティコーヒーとして流通するようになったのだそうで、その比率は世に出回っているコーヒーのわずか3〜5%。その希少価値の高いスペシャルティコーヒーを、アンド・コーヒー・ロースターズは追求し続けているのです。

コーヒーの生産地はもちろんのこと、コーヒー豆の品種、農園主、農園の規模、栽培された標高、精製方法など、コーヒー豆がお客さまの手元に渡るまでの間の過程を透明化する動きも出てきているのだそう。それが「from seed to cup(コーヒー豆からお客さまのカップまで)」を合言葉に、広まりつつあるのだそうです。

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