木村拓哉、演技力の高さを示し『A LIFE』最終回16%で結果を残す

TBS日曜劇場「A LIFE〜愛しき人〜」公式サイトより

 木村拓哉(44)主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)が、3月19日に最終回を迎えた。初回から平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、2017年冬期のドラマで最も高い数字を記録。その後も、第4話で12.3%まで落としたものの、その他は13~15%と高視聴率をキープし続けていた。そして最終回では、自己最高の16%をたたき出し、有終の美を飾っている。

 同作は、木村演じる外科医・沖田一光がさまざまな患者と向き合う姿とともに、沖田のかつての恋人・壇上深冬(竹内結子)の命を救うために奮闘する様子が描かれている。最終回では、ついに沖田が深冬の脳にある腫瘍を取り除く手術に挑む。万全の体制で手術に臨んだ沖田だったが、開頭してみると深冬の状態が想像以上に悪化していたことが判明し、すべての腫瘍を取り除けないまま、手術を終了せざるを得ない状態になってしまう。

 もう一度深冬の手術をするため、沖田は脳神経外科医で深冬の夫・壇上壮大(浅野忠信)の手を借りようとする。しかし壮大は、副院長として病院の経営を任されておきながら、自身が院長になるべく他の病院との提携を秘密裏に進めていた。その事実が、院長で深冬の父親・壇上虎之介(柄本明)の耳に入り、壮大は深冬の手術を目前に解任を言い渡され、沖田や深冬の前から姿を消していたのだ。はたして沖田は壮大を病院に戻し、深冬の命を救うことができるのだろうか……。

 同作は中盤で恋愛要素が強くなったため、物語の本質がブレているという視聴者からの批判もあったが、最終回は沖田と壮大の友情、深冬の命、そして登場人物それぞれの未来までが描かれた。視聴者の期待を裏切るような展開はなく、いわゆる王道の展開だったが、説得力をもった演技・演出で「内容もさることながら、出演者や制作陣の熱量がものすごく伝わってくる素晴らしいドラマだった」「脚本・演出・キャストすべてがパーフェクト! 続編期待してます!」「久しぶりにどハマりしたドラマでした! やっぱり木村くんの演技はすごい。これで終わってしまうのは残念です」と、多くの視聴者から絶賛の声が上がっていた。

 また、木村の演技力の高さに驚かされたという人も多かったようで、「『A LIFE』は最初なにがしたいのかよくわからないドラマだと思ってたけど、キムタクの演技が中盤からかなり光ってた。これからもいろんな役を演じてほしい」「いろいろ言われてたけど、最終回まで楽しみなドラマでした。木村さんのドラマをあまり見たことがなかったけど、また演技を見てみたいな」と、今後の活躍を期待する声も。

 SMAP解散後、まず『A LIFE』で役者としての結果を残した木村。4月29日からは主演映画『無限の住人』が公開されるが、『A LIFE』の熱演を上回る活躍が見られることを楽しみにしたい。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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