松たか子と満島ひかりが見せた数10秒の「女優対決」に賞賛の嵐

| アサジョ
松たか子と満島ひかりが見せた数10秒の「女優対決」に賞賛の嵐

 3月21日に最終回を迎えたドラマ「カルテット」(TBS系)。視聴者の想像力によってどのようにも受け取れる終わり方をしたため、一部では「消化不良」「最後はちゃんと説明してほしかった」といった不満の声が多数あがっている。

「それは松たか子と満島ひかりの“女優対決”を見逃してしまったのではないでしょうか。2人の魂のやりとりにも似た本気のかけ合いは、どんな説明よりも心に迫ってきましたよ。松演じる真紀が『こぼれちゃったのかな』とつぶやいた時の背筋も凍るような恐ろしい表情は見事でした。さらにそれを聞いた満島演じるすずめの戸惑うような泣き出しそうな表情から、覚悟にも似た真顔に移り行くプロセスは、どんな言葉よりも雄弁に何が起きてどうなったかを物語っていたと思います。ほんの数10秒のシーンでしたが、テレビドラマというより映画のワンシーンのようで、直後に流れたCMでこれがテレビドラマだったことを思い出したくらいの名シーンでした」(映画製作会社関係者)

 ネット上でも「真紀とすずめの緊張感ハンパない」「なんなのこの行間案件」「女優には演じられてもタレントには演じられないシーン」といった驚嘆と称賛の意見が書き込まれている。視聴率こそ伸び悩んだが、大人が楽しめるドラマであり、松と満島は大いに貢献したと言えそうだ。

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