春は新生活の季節。進学する人も進級する人も、新しいクラスでどんなタイプの友だちと仲良くなるのかは大事なポイントだろう。学生生活には、俗に「スクールカースト」と呼ばれる、目には見えないヒエラルキーがある。アイドルたちの学生時代はどうだったのだろう。3月29日深夜放送のラジオ番組『キスマイRadio』(文化放送)では、宮田俊哉と横尾渉が登場して学生時代の様子を振り返った。
“アニメオタク”なアイドルという新境地を開拓した宮田は、予想を裏切ることなく、クラスでもおとなしいオタク気質な友だちとつるんでいたと言う。「ちょっとヤンチャな身なりの子に“なんのゲームやってるの?”って話しかけられると、うれしかった」といじらしく語る。
一方、テストの点数が良くても悪くても「自分のことは言いたくない」というクールな一面を持っていた横尾。宮田が「学生時代、友だちとなにして遊んだりしてたの?(クラスの)1軍、2軍的に……」と質問すると、「どこにも属さないっていうか、1軍にもいるし2軍にもいるみたいな。オレがいたクラスの男子は“あいつらなんなの?”っていう(偏見や仲違い)のはなかった」と話す。さらに、横尾は風間俊介の名前を挙げ、風間がドラマ『3年B組金八先生』第5シリーズ(TBS系)で演じた兼末健次郎のようだったと言うのだ。
兼末健次郎といえば、成績優秀で、先生からの信頼も厚く、表向きは優等生。だが、実際はクラスメイトの弱みを握り、追い詰めていく、影の部分を持つキャラクターだ。「だから、先生の前では超いい子……」(横尾)、「うんうん。で、裏でヤバいヤツじゃん(笑)」(宮田)と、笑わせてみせるが、これは横尾なりの冗談だろう。宮田は、横尾のような生徒同士の懸け橋になれる性格を褒めており、横尾も「自分中心で動いてただけ」なんて強がりを言いながらもうれしそう。その後も饒舌だった。
「Wink up」(ワニブックス)2014年5月号では、高校1年からの3年間、どの学年の担任教師からも「ジャニーズだからって調子乗らずに、しっかりやれ」と言われ続けたことを明かしていた横尾。自分が色眼鏡で見られがちだからこそ、他人に対してはフラットに接していたのかもしれない。
先週に引き続き、宮田とは本音で話せるとハイテンションな横尾。「宮田さんとは、すごく楽しい」とデレっぷりを見せ、エンディングでは「バイバイ……したくない」という甘えん坊なセリフも飛び出した。“優等生と見せかけていじめっ子の兼末”とは違うものの、“シャイに見えて人懐っこい”という二面性を持ち合わせている横尾は、ある意味やっぱり兼末健次郎タイプなのかもしれない。
- 文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
- ※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。
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