アメリカ男子プロゴルフツアーのシェルヒューストンオープン(3月31日)で第2ラウンドが行われ、石川遼がトータル145とスコアを乱して予選落ちした。これで2周連続の予選落ちになった。
「クラブを交換したり、フォームをマイナーチェンジするなど試行錯誤の連続です。迷いがあるというか…」(専門誌記者)
石川に好意的な取材記者によれば、「アメリカでの成功を収めるため、苦手なコースでの大会もあえて出る。将来的にどんなツアーでも対応できるようになりたいと思っている」とのことで、今後もアメリカツアーにこだわっていくようだ。
プロゴルファー人生を長期的な視野で見れば、この選択は間違いではない。しかし、いまの石川は目先のことで“重大な岐路”に立たされている。
特例措置で辛うじて大会に出場できている石川
「今回のシェルヒューストン大会と、前週のプエルトリコオープンがそうだったのですが、石川は『公傷制度』を使って、辛うじてツアー参加が認められています。アメリカプロゴルフツアーの各大会は、前年の成績によって参加が認められます。大会成績をポイントで計算し、高いポイント数を稼いでいなければ出場できないのです。プエルトリコオープンで、前年、腰痛で長期リタイアした石川は公傷制度を使って、それで認められている399ポイントを加算して参加できたのです」(前出・専門誌記者)
今季、石川は2月以降の5戦で20ポイント程度しか稼いでいない。
「年間である程度のポイントを稼いで、その後にまた故障申告して公傷扱いが認められれば、自動的にそのポイントを次年度に繰り越せます。ポイントは加算されるだけではなく、減算されるときもあります。痛めた腰の状態がいいときにポイントを稼ぎ、あとは休めば、優勝しなくても次年度のツアー参加が認められます。そういう狙いではないでしょうか」(同・記者)
5戦で20ポイント程度しか稼げない状況を打破しない限り、来年は出場できない大会ばかりになってしまう。どこかで優勝しなければじり貧のままだ。
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