20歳のエスコビードは準決勝敗退も「ツアーの一員になれた」 [US男子クレーコート選手権]

| テニスデイリー
20歳のエスコビードは準決勝敗退も「ツアーの一員になれた」 [US男子クレーコート選手権]

 アメリカ・テキサス州ヒューストンで開催されている「US男子クレーコート選手権」(ATP250/4月10~16日/賞金総額53万5625ドル/クレーコート)のシングルス準決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のエルネスト・エスコビード(アメリカ)は第8シードのトーマス・ベルッチ(ブラジル)に7-5 4-6 2-6で敗れた。試合時間は1時間55分。

 20歳のエスコビードは準々決勝で2013年大会優勝者で第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)を大接戦で破り、初のATPツアー準決勝進出を果たしていた。

 エスコビードは第1セットの第12ゲームでベルッチのサービスゲームのブレークに成功して第1セットを先取したが、そのあと第2、3セットと自身のサービスゲームに苦しんだ。エスコビードは今大会でクレーコートでのツアー初勝利を挙げていた。今大会での結果により、週明けに更新される世界ランクで自己最高となる72位前後に浮上する見込みとなっている。

 ロサンゼルス郊外のウエスト・コービナの公共のテニスコート育ちのエスコビードは、ランキング200位以内に入ったメキシコ系アメリカ人ではパンチョ・ゴンザレスに続いて2人目となる。

「僕は今大会で多くのことを学んだ。僕もクレーコートで戦えることが分かってよかったよ。多くの選手がこのサーフェスをあまり好きじゃないと言って試合にも負けたりしているけど、僕はクレーコートでプレーすることは本当に楽しいよ。ツアーの一員になれたと実感できてよかった。ずっと頑張っていきたいし、これからが楽しみだよ」とエスコビードは今大会を振り返った。(C)AP(テニスマガジン)

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