ハッシーの地方競馬セレクション(4/19)「第28回東京スプリント(JpnIII)」(大井)

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ハッシーの地方競馬セレクション(4/19)「第28回東京スプリント(JpnIII)」(大井)

 58kgもなんのその、女王の貫録を見せつける! 先週船橋競馬場でおこなわれた「第21回マリーンC(JpnIII)」。本命に推した色白で有村架純のようにメキメキ力を付けたホワイトフーガは、スタートでやや遅れたが二の脚を使って3番手の位置を取る。道中はややかかり気味に進み、向正面前半でようやく落ち着く。残り800mあたりからペースが上がると、3、4コーナー中間では早くも先頭に並ぶ。直線に入ると抜け出し、後は独壇場。2着馬に0秒6差を付ける圧勝で、女王の貫録を見せつけました。今年も牝馬ダート路線は本馬を中心に回っていきそうですね!

 さて、今週は大井競馬場で「第28回東京スプリント(JpnIII)」がおこなわれます。歴代優勝馬には、コーリンベリー、ダノンレジェンド、ラブミーチャン、スーニなど、スピード自慢たちが名を連ねています。なお、上位2頭(地方所属馬に限る)には、かしわ記念(JpnI)の優先出走権を、上位2頭のうち南関東所属最先着馬1頭にさきたま杯(JpnII)への優先出走権が付与されます。

 本命には、息の長い活躍が柄本明のようなドリームバレンチノです。今年で10歳となる本馬ですが、今年緒戦となった黒船賞(JpnIII)で59kgの斤量を背負いながら4着。唯一の59kgを背負った上に、勝負どころで外を回ったことを考えれば十分評価できる内容。今回は勝った昨年の東京盃と同条件で、じっくりと脚を溜められる大井の外回りになるのはプラス。10歳馬ではありますが、まだまだ第一線で戦っていける力があります。出走馬で唯一のJpnI勝ち馬であり、実績からもここは好勝負必至です。

 対抗は、じわじわと力を付けてきたキタサンサジンです。3走前に羅生門Sを逃げ切りOP入りした遅咲きのスプリンター。元々スタートが速いタイプではありませんが、芝スタートだと余計にダッシュが付かないタイプ。近走は芝スタートが多く、余計にテンから脚を使っていましたが、それでも結果がでているから力が付いてきた証拠。今回はダートスタートでテンに脚を使う時間が短くて済み、最後の粘りも増してくるでしょう。今回のメンバーで、力を付けてきた今ならここでも十分勝負になるでしょう。

 ▲はレーザーバレット。

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