【医師監修】「ニキビは潰したほうがいい」って本当?

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【医師監修】「ニキビは潰したほうがいい」って本当?

「ニキビは潰したほうがいい」「ニキビは絶対潰しちゃダメ」……どちらもよく耳にしますが、結局どちらが本当なのでしょうか? また、潰れてしまったあとは、どうすればいいのでしょうか? 今回は青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎先生に、正しいニキビの対処法について聞いてみました。

■「ニキビは潰したほうがいい」って本当?

「ニキビは潰したほうがいい」と言う人もいますが、実際のところ本当なのでしょうか? 亀山先生に聞いてみました。

◇ニキビを自分で潰すのはNG!

ニキビができたら、絶対に自分で潰してはいけません。ニキビを潰してしまうと、真皮の深いところに存在する炎症性細胞から、活性酸素や蛋白分解酵素が放出されて、自己組織を破壊してしまうので、でこぼことしたクレーター(ニキビ跡)を作る可能性が上がります。どうしてもニキビを潰したい場合は、まずは皮膚科に相談してみてください。

■ニキビが潰れてしまったら、どうすればいい?

自分では何もしていないはずなのに、いつの間にかニキビが潰れてしまうこともありますよね。もしそのような事態に陥ったとき、どうすればいいのでしょうか?

◇ニキビが潰れた箇所は触らない!

ニキビが潰れてしまったとき、つい気になって、潰れた箇所を手で触ってしまう人もいるでしょう。しかし、触るのはNGです。むやみに触ると、手の雑菌で炎症を起こしてしまうことも。また、タオルで触れるのも、肌に負担をかける可能性があるのでやめておきましょう。とにかくニキビには触らず、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。

■まとめ

ニキビが気になって潰したくなる人も多いでしょうが、亀山先生によると、自分で潰すのは絶対にNGとのこと。どうしても潰したい場合は、皮膚科を受診するのがよさそうですね。正しいニキビケア方法を知って、キレイな肌を保ちましょう!

(亀山孝一郎)

※画像はイメージです

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