固めのゼリーみたいな感じなのか?フルーツ味やバニラ味でおいしく食べられるカップが誕生(アメリカ)

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固めのゼリーみたいな感じなのか?フルーツ味やバニラ味でおいしく食べられるカップが誕生(アメリカ)

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 世界のさまざまな飲食店で活躍するプラスチック容器は、軽量で扱いやすく加工が楽な反面、半永久的に分解されない難点のために使用後の処分方法が重い課題となっている。

 そんな昨今、アメリカにて食品および包装業界をにぎわす新商品が登場した。それはなんと無害でおいしく食べることができ、もし食べなくても、最後は微生物に分解してもらえる環境にやさしいカップだ。

 好みの色やフレーバーにマッチしたドリンクを注ぎ、容器を食べなくても、その後はそのままたい肥(有機肥料)にすることができる。この画期的な器が、使い捨てプラ容器の問題を救う商品として注目を集めている。

・生分解性を持つ食用カップ
 目にもカラフルな食べられるカップBiodegr(edible) Cupsは、アメリカのLOLIWARE社が手掛けたもの。この会社の経営と商品開発は、2015年に世界初の生分解性容器を発売した産業デザイナーの2人組が共同で行っている。

産業デザイナーのチェルシー・ブリガンティ(左)とレイ・アン・タッカー(右)[画像を見る] これらのカップの原料は寒天や有機甘味料、ろ過水で、フレーバーや色には天然の果物や野菜を利用。お腹がすいている人はそのままカップを食べても良し、食べなくてもそして使った後は家庭用コンポストに入れれば60日で100%生分解されて堆肥になるため、環境にも優しいのだ。[画像を見る]・色も香りも堪能できるフレーバーカップ
 100%天然素材を使っており遺伝子組み換え食品は不使用。
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