スパイス・ガールズの企画した番組がヴィクトリア・ベッカムの反対で制作中止に

| アサジョ
スパイス・ガールズの企画した番組がヴィクトリア・ベッカムの反対で制作中止に

 ジェリ・ホーナー、メラニー・ブラウン、エマ・バントンが企画していたスパイス・ガールズのオーディション番組が制作中止となった。現在は3人で活動しているスパイス・ガールズのステージへ参加できる機会を設けたオーディション番組が予定されていたが、スパイス・ガールズの名を傷つけることになるのを懸念した元メンバーのヴィクトリア・ベッカムとメラニー・チズムにより反対されたと言われている。

 ある関係者は「ヴィクトリアとメラニー・Cのどちらもそのアイデアに乗り気でなく、『自分たちと向こうのどちらを取るのか』という状況に迫られて中止となったんです」「オーディション番組史上、最も人気の高い優勝賞品となったでしょうから、実現しなかったのは残念なことです」とザ・サン紙に状況を説明する。

 しかし、今後その企画が再浮上する可能性もあるようで、前出の関係者は「これまでのスパイス・ガールズの再結成が予想のつかない動きの連続であったことを考えれば、またこの企画が持ち上がる可能性もありますよ。ただ昨年以来、何も動きはありませんけどね」と続けた。

 メラニー・チズムは以前、スパイス・ガールズとしてのピークは2012年に開かれたロンドンオリンピックの時であったとして、再結成への反対理由を「世界中の大きなアリーナで私たちのこれぞというポップソングを歌って、過去の栄光にまた浸りたいわよ」「もちろん金銭的に大きな収益のある機会でもあるわ。でも私たちは5人組グループだったの。オリンピックで最高潮に達したと思わない? 最高の時に去るのが一番ってよく言うでしょ」「私にとっては2012年のロンドンオリンピック式典で世界中の何億万人が見つめるなか、タクシーの上に立って『スパイス・アップ・ユア・ライフ』を歌ったことが絶頂だったの」「全員でやらないのならば、グループにとってもファンにとっても正しいことをしていると思えないの」と語っている。

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