「もはや、ヒロインとしてオファーする局はないのでは…。これからは、地味に脇役として生きて行くしか道は残っていない」
と断言するのは、数多くのヒットドラマを手掛けてきたフリーのドラマプロデューサー。女優の松嶋菜々子(43)が、断末魔の悲鳴を上げている。フジテレビが松嶋を主演に抜擢し、社運を賭けた2夜連続の『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章』(4月15・16日OA)が大コケしたのだ。
「業界注目の視聴率だったが、第1夜が8.1%。続く第2夜が6.2%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)だったんです。その週は、特に大きなスポーツ中継があったわけではない。実際に15日に放送された亀梨和也主演の『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)は12.0%。16日に放送された長谷川博己主演の『小さな巨人』(TBS系)は13.7%と、それなりの視聴率を取っているんです」(芸能記者)
今回、フジテレビが原作に使用した『女の勲章』は、『白い巨塔』『華麗なる一族』などの大作で知られる山崎豊子氏の小説。大阪の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋)が、戦争で家族も家も失い、そこからファッションデザイナーとして成功し、その後の人生を描いている。これまでも京マチ子、月丘夢路、三田佳子らを主演に何度も映像化された作品だ。
「映画化やドラマ化するたびに大ヒットを記録してきたんです。松嶋以外にも、ミムラ、相武紗季、木南晴夏、浅野ゆう子、玉木宏ら豪華出演陣を配し、フジにしてみれば、ひさびさに気合いの入った骨太ドラマだった」(テレビ局関係者)
だが、結果は大爆死。気になる制作費だが…。
「1億4000万円もかかってしまったそうです。松嶋は特番ということもあり、ギャラはなんと1000万円〜だったそうです。これは、ほとんど詐欺に近い。当然ですが、担当プロデューサーは責任を取らされ、次の人事で管理部門への異動が内定したとか」(同)
今回の低視聴率で大混乱に陥ったフジテレビだが、同様に慌てているのが松嶋本人。なんと年内のスケジュールが完全白紙(4月20日現在)だというのだ。
「あの視聴率を見て、今さら松嶋を起用する気にはならんでしょう。昨年7月期に主演を務めた連ドラ『営業部長 吉良奈津子』(フジ系)は全話平均7.05%。続いて出演したドラマ『砂の塔』(TBS系)も松嶋の出番を減らしたとたん、視聴率が上がり、平均視聴率10.2%を何とかキープした。今回の失敗で、テレビ界的にはオワコンの烙印を押されたといっても過言ではない」(放送作家)
テレビ界からヒロイン引退を突き付けられた松嶋、今後の配役が注目される。
「視聴率女王」も今は昔…松嶋菜々子ヒロイン引退の危機
2017.05.06 15:00
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