浜崎あゆみが”森三中の黒沢”に見える?タダ券バラ撒き公演の惨状

「Winter diary ~A7 Classical~」より

 5月13日から全60公演の過去最長となる全国ツアー『Just the beginning -20- TOUR 2017』を開催している歌手の浜崎あゆみ(38)。人気凋落がささやかれて久しい歌姫の底力を感じさせる超ロングツアーといえそうだったが、同13日と14日に開催された横浜アリーナ公演に2日合わせて2800人を無料招待していたと報じられたことであらためて厳しい舞台裏があらわになっている。

■2800人分のタダ券ばらまきでガラガラ回避?

 キャパシティ1万人超の横浜アリーナで華々しくスタートしたはずの史上最長ツアー。ところが、発売中の『週刊女性』(主婦と生活社)が「コンサートに2800人ご招待の太っ腹」と題し、浜崎が横浜アリーナ公演に大量の無料招待枠を用意していたことを報じた。

 記事によると、公演の1週間ほど前にクライアント企業の関係者に向けて「1グループ10人まで入場可能」「『無料』や『招待』などをSNSで明らかにすることを禁じる」などと記された招待メールが送られたという。招待枠は13日が900人、14日が1900人だったとされ、チケット代9400円(税込)を単純計算して合計2632万円分を大盤振る舞いしたというのだ。

 記事では浜崎の「太っ腹」ぶりを称賛しているが、あくまでそれは建前で彼女の凋落ぶりを感じさせる内容と見る向きが強い。

「アリーナクラスでのライブを続けることで体面を保っていた浜崎ですが、ここ数年はスタンド席をシートで覆って空席をごまかすことが増えた。さらに、今回だけでなく過去にも大規模会場の公演で『タダ券がばら撒かれている』との情報が何度も噴出しています。余ったチケットの始末に困った関係者と思しき人物が、LINEなどで無差別に無料招待の案内を送っていたことが話題になったこともある。実は一昨年の横浜アリーナ公演でも100枚単位でタダ券をばら撒いている関係者がいたんですよ。ついには2800人という大量の無料招待をするようになったのかと、業界内でも今回の一件に溜め息が漏れています」(音楽業界関係者)

 近年の浜崎は地方公演での不入りがささやかれ、2013年には青森県で開催した公演のチケット売上があまりに低調だったため、開催10日ほど前に県内の各家庭のポストに宣伝チラシが放り込まれるという切ない事態も起きていた。根強いファンが多いとされる都市部のアリーナ公演でも大量に無料招待しなければ「不入り」を回避できなくなったとすれば危機的状況。かつては「日本を代表する歌姫」としてライブはプラチナチケットとなっていたが、もはや当時の面影はなく時の流れはあまりにも残酷だ。

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