亀梨和也と木村文乃の初キスが高評価?『ボク運』9%台で堅調のワケ

ボク、運命の人です。|日本テレビ公式ホームページより

 ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)第5話が5月13日に放送され、平均視聴率9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。第1話の12.0%から第2話では9.6%と大きく数字を下げたものの、その後は9%台を維持しており堅調。KAT-TUNの亀梨和也(31)と山下智久(32)が12年ぶりに共演していることで話題となった作品だが、ジャニーズファン以外の視聴者からも好評を得ていることが手堅さにつながっていると見られる。

 平凡な営業マンの正木誠(亀梨)が、“運命の人”である湖月晴子(木村文乃)にさまざまな手法で猛アタックするというラブコメディ。“神”と名乗る謎の男(山下)が登場し、誠に恋のアドバイスをするところがストーリーのキモとなっている。

 第5話で、誠はようやく晴子と2人きりで食事する機会にこぎつけた。中学時代の同級生が営む店で晴子とちゃんこ鍋を食べていると、引退したばかりの元力士・大寒山(安田大サーカス・HIRO)が現れる。晴子は大寒山の大ファン。そこで、ちゃんこ屋店主のはからいで、誠と晴子は大寒山の断髪式へ行くことに。“神”は、誠に「腕相撲で大寒山に勝て」と命じる。誠は、元恋のライバル・定岡(満島真之介)に筋トレのトレーナーを頼み、腕の筋力アップに日々励むが……。

 今回の見どころは、なんといっても誠と晴子の初キスシーン。断髪式で大寒山に腕相撲を挑むもあっさり負けてしまい、誠はすっかり意気消沈するが、その帰り道、車に轢かれそうになった晴子の腕をギュッとつかみ、歩道に向かって強く引き寄せて筋トレの成果を披露。そして笑顔で……。

「まさかキスシーンになだれ込むとは想像できなかった! 脚本がすごい」「筋トレと晴子を助けてからのキスも、話がつながってて良い演出」「こんなキスシーン見たことない」「腕相撲じゃなくてこのためのトレーニングだったっていうオチもお見事」とまさかの展開にファンも一様に驚いたようだ。

 また、トレーニングシーンで亀梨が髪の毛を耳にかけていたところがカッコいいと評判に。今回はそのトレーニングシーンが比較的多く、定岡のコミカルな指導も話題となった。「定岡とまこっちゃんに爆笑」「定岡も熱くて優しくていい人、誠も素直で一生懸命でいい人、いいドラマ、爽やかでいい」「キスシーンで定岡の声が流れてくるとこ声出して笑った」と定岡の株が急上昇する一方、残念ながら“神”の存在感は薄かった。

 晴子の父(杉本哲太)と母(石野真子)、晴子の会社の社長・鳩崎(阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子)と誠の上司・烏田(田辺誠一)、晴子の親友・三恵(菜々緒)と誠の会社の先輩・関原(大倉孝二)など、他の登場人物の個性も丁寧に描かれており、それぞれ思わぬ人物と心を通わせるようなほほえましいシーンも増えてきた。対照的に、“神”は誠の部屋の中にしか現れず、誠と2人きりのシーンしかないため動きに乏しい。山下の演技が一本調子に見えてしまうのもしかたないだろう。次回、関原が誠の部屋を訪れ、“神”の痕跡が騒動を巻き起こすようだ。山下に挽回のチャンスがあることを期待したい。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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