濱松恵が新たな燃料投下も総スカン?炎上キャラ不発の末期症状

濱松恵オフィシャルブログより

 タレントで女優の濱松恵(34)が自身のブログで5月14日、今度は有名プロ野球選手との合コンでの“怒り”を投稿した。ブログで濱松恵は彼らと合コンをしたところ、その言動に辟易したという。いきなり部屋に誘われたり、スカートをめくられたなどの具体的な例をあげ「1時間で怒りMAX」「クズでゲスでとにかく気持ち悪い」と不満を爆発させた。

 また濱松は、他のスポーツ選手と付き合っていた時は皆礼儀正しかったことや、「狩野(英孝・35)さんや豊本(明長・41)さんがものすごく良い男に見えちゃった(笑)」と、過去の恋愛と比較。さらに、彼らがお笑い芸人NON STYLEの井上裕介(37)の悪口を言っていたと暴露し「あなた達とは大違いです。井上さんは根は真面目な人ですから」と述べている。濱松の怒りはそれでも収まることなく「日本人の恥」「プロ野球選手という名のセクハラ集団」「この球団にセクハラで訴えたいくらいだよ」「早く関東から出てって下さい」と、ヒートアップしたままブログは結ばれた。

 プロ野球選手たちをこれでもかというほどこき下ろした濱松のブログだが、「また炎上商法か」「この人いつも怒ってるな」とネット上には冷ややかな声が溢れている。

「本題では触れなくてもいいような、狩野や豊本、井上のことまで書かれており、これはもう、ブログアクセスを稼ぐための炎上商法と思われても仕方ありません。ただ炎上商法を行う上では何かのプロモーションも兼ねているはずで、近々濱松が新たな動きを見せる可能性があります。本人は否定していますが、先月には週刊誌でヌードを披露していることから、セクシー女優デビューの布石との噂もあります」(芸能記者)

 いずれにせよ濱松の怒りの投稿の裏には、自身に注目してほしい「何か」が含まれていることは間違いないだろう。しかし、濱松が何らかの目的で炎上ブログを投稿したとしても、すでにその効果はほとんどないのが現状のようだ。

■キャラクターが定まりきれない濱松

「最近セクシー女優界は、ANRI(坂口杏里・26)をはじめ、タレントの仲村みう(26)、元スノーボードハーフパイプ選手の今井メロ(29)など、著名人の転身が相次いでいます。もはや飽和状態とも言われており、濱松が小手先の炎上を仕掛けたからといってもインパクトが小さいのも事実です。濱松の場合は、狩野や豊本の件でも炎上事案を起こしているため、自身の市場価値を下げるだけで、マイナスイメージの連鎖にしかならない可能性が高いでしょうね」(前出・芸能記者)

 また、ブログやメディアにおいて暴露を続ける濱松に、タレントの加藤紗里(26)と影を重ねる声も多い。しかし二人の徹底的な違いを同記者は指摘する。

「加藤が注目を集めたのは、ある意味完全にヒールとして振りきれた、なりふり構わない言動があったからです。視聴者に賛否両論のツッコミどころを与える点が特徴。その点、濱松はどこか自分を守りに入ったような言動があり、キャラクターとして何とも言えない部分がある。そのため、視聴者もツッコミづらく『何がしたいのかわからない』という印象を抱きがちになってしまう」(前同)

 加藤のような完全なヒールになりきれない一因には、濱松が自身の肩書である「女優」としてのプライドを捨てられないことにあるのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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