元NZ代表主将 マコウ氏来日! 岩手~東京~神奈川を巡り勇気を届ける

| ラグビーリパブリック

 オールブラックス(ニュージーランド代表)のキャプテンとして2011年と2015年のラグビーワールドカップ連覇を成し遂げ、ワールドラグビーの年間最優秀選手賞に3回輝いた世界的英雄、リッチー・マコウ氏が来日した。

 東日本大震災で被災した子どもたちの自立を支援するプロジェクト「Support Our Kids」(実行委員会:東京都千代田区/名誉会長イアン・ケネディ:元駐日ニュージーランド大使、会長アン・バリントン:駐日アイルランド大使)の活動主旨に、マコウ氏が賛同し、「被災地で頑張る東北の子どもたちを元気づけたい、自分のラグビー経験を通して広く日本の子どもたちの力になりたい」と来日。本日5月26日から29日までの4日間にわたり、東日本大震災被災児童の自立支援を目的としたチャリティツアー「RICHIE MCCAW Charity for All~Japan Tour May 2017」が開催される。

 昨年7月にはオールブラックスでともに世界一の栄冠を勝ち取った盟友、ダン・カーター氏が来日してチャリティを実施しており、それに続く第2弾。

 4日間にわたるチャリティ企画は、岩手、東京、神奈川でおこなわれ、「Charity for All」を合言葉に、各地域の自治体をはじめとする関係者と連携しながら東日本大震災の復興促進につなげる。すべてチャリティとして実施し、収益の一部を東日本大震災被災児童の自立支援活動、特に海外へのホームステイ資金に充当するという。

 26日(金)は東京都世田谷区で、車椅子ラグビー体験プログラムとマコウ氏および世界で活躍したアスリートによるスペシャルトークショーを実施。子どもから学生まで、広く若い世代を中心に障がい者スポーツの認知度を高め、世界を代表するトップアスリートとの触れ合いを通して理解を深めるとともに共生社会を考えるきっかけとする。

 27日(土)は岩手県を訪れ、釜石市では、2017年春に新設された鵜住居小学校・釜石東中学校と2019年に向けて整備中の釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)を結び、マコウ氏を迎えての地域の住民とラグビーキッズたちとの交流イベントを開催。さらに北上市で、マコウ氏や日本を代表するラガーマンによる夢のラグビークリニックを実施する。

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