桐谷美玲「人は見た目」ブルゾンちえみ&水川奮闘回でも5%台に低迷

人は見た目が100パーセント|フジテレビ公式ホームページより

 桐谷美玲(27)が主演を務める「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)第7回が5月18日に放送され、平均視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)となり、前回より0.6ポイント下落となった。

 第7話ではお見舞いのお礼に榊圭一(成田凌)の美容院を訪れた城之内純(桐谷美玲)は、圭一が海外アーティストの来日公演チケットを頼んでいたことを知ります。しかしそれは総務課の岸根香澄(足立梨花)のために手配したチケットと知り、二人が付き合っているのではないのかとまた一人で悶々としてしまうのです。一方、前田満子(水川あさみ)は同窓会に出席するためにリフトアップの美容研究を決意します。そして、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)と丸尾拓馬(町田啓太)の間にも新しい展開が……。

 ドラマのスローペースにはすっかり慣れてしまったものの、純のウジウジした態度にイライラさせられるのは変わりません。今回もトイレで鉢合わせた香澄に圭一と交際しているのかどうかを聞き出せず、何度も妄想を繰り返すシーンは本当にしつこい。オチもこちらが予想していた通りで、少しの意外性もありませんでした。まあ、圭一がデートに行けるように純が美容室で手助けしたことで、進展があったといえばあったのですが……。

 やはり純と圭一のシーンよりも俄然おもしろいと思えるのが、前田満子のパート。第4話で満子の夫や子どもが出てきたことで満子のキャラに深みが増しましたが、今回はさらに見どころが豊富でした。同窓会で憧れの人に会うために変顔しながらリフトアップに励んだり、過去の回想シーンでギャルメイクを披露したりとさまざまな表情を見せてくれるので、飽きることがありません。コミカルなシーンが痛々しくならないのは、水川あさみの演技力があってこそと言えるでしょう。

 満子と同様に聖良が出てくるシーンも相変わらず面白い。今回の見どころと言えば何といってもココナッツオイルを全身に塗りたくった姿を啓太に見られ、会社のシャワールームに連れていかれてしまうシーン。「何日も入浴していない」と勘違いされ、呆然とシャワールームでたたずむ聖良の姿は哀れと思いつつも笑ってしまいます。そんな二人ですが、公判ではお互いがスイーツ好きだとわかり、デートの約束を取り交わす仲にまで発展するのです。

 いつまでたってもちっとも進展しない純と圭一の恋に比べると、進展がすこぶる早くて次の展開が気になります。やっぱり恋愛ドラマはこれくらいのテンポの方が見やすいなあ。またもや下がってしまった視聴率ですが、テンポの悪さは今回で大分改善されたので次回の視聴率に期待したいです。残りの回も満子と聖良にスポットが当たることを願いつつ、純のウジウジが少しでも減るといいなあ。

文・Harumaki

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