鼻の下にニキビができる原因は? 皮膚科医が教える治し方

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鼻の下にニキビができる原因は? 皮膚科医が教える治し方

人の目につきやすい鼻の下のニキビ。化粧する際に困るなど、女性にとっては厄介な存在ですよね。また、痛みがともなったり、赤く腫れてしまったり……。悪化させる前に対処しておきたいところ。でも、一体どうして鼻の下にニキビができるの? 今回は、北青山Dクリニックの皮膚科専門医・福永麻紀先生に「鼻の下にニキビができる原因と治し方」について解説してもらいました。

■鼻の下にニキビができる原因とは

ニキビは、皮脂が過剰分泌されて毛穴につまり、それが炎症を起こすことで発症します。口の周囲や鼻の回りは、「毛孔(毛穴)」がたくさんあるうえに、皮脂線の働きが活発な部分。したがって、ニキビができやすい環境がそろってしまっているんです。それゆえ、鼻の下にはニキビができやすいと言えます。

また、鼻の下は化粧がたまりやすく、その洗い残しも多い場所。これもニキビができやすい要因のひとつだと言えます。また、摩擦などの刺激もニキビを誘発する要素。癖で鼻の下をさわってしまう人や、鼻をよくかむという人は、鼻の下のニキビができやすい傾向にありますね。

あとは、ニキビ全般にも言えることですが、ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れは肌の抵抗力を下げるので、肌荒れやニキビが起こりやすい状態。タバコなどの血流を悪くするもの、アルコールやカフェインといった刺激物も、皮脂線を刺激するのでよくありません。

■鼻の下のニキビの治し方とは?

では、鼻の下のニキビを治すにはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか? ケア方法や予防策について聞きました。

◇鼻の下にニキビができたときのセルフケア方法

鼻の下にニキビができてしまったときは、ほかの場所のニキビと同様に、抗菌材入りのニキビ薬でケアをするといいと思います。軽度のニキビでしたら、市販のものでも治せるはずです。

また、ニキビができてしまったとき、気になるからと言って、ゴシゴシこするような洗顔をしていませんか? 先ほどもお話ししたように、摩擦などの刺激は、ニキビを悪化させる要因です。洗顔は、こすらないように石けんの泡でやさしく洗い、よくすすいでしっかり落とすことが大事。

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