『永遠の0』、『海賊と呼ばれた男』などの小説で知られる作家の百田尚樹氏の講演会が、一部団体の反対運動で中止になった。
百田氏の講演会は東京都国立市にある一橋大学の学園祭で、6月10日に開催予定だった。中止が発表になったのは2日の夜のこと。同大学の学園祭実行委員会がホームページなどで中止を発表したあと、その理由として《「本講演会がKODAIRA祭の理念に沿うものでなくなってしまったこと」が挙げられます。》と説明し、百田氏の講演会についてのページも削除された。
百田氏は中止になったことを発表当時に知らせておらず、ツイッターへ次のように投稿している。
私のところにはまだ講演中止の連絡がないのだが…。
中止が本当だとして、サヨクの人たちはそれで満足なのだろうか。
自分たちの行ないが、「おぞましい言論弾圧」であり、ファシズムの容認であるということさえ気付いていないとすれば、彼らには「言論の自由」も「正義」も語る資格はない。 https://t.co/yxoVi4NI1k
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年6月2日
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今回の講演会のテーマは『現代社会におけるマスコミのあり方』というもの。しかし、百田氏のこれまでの言動に対して、反発する者は多かったという。大学の内外で「テロと差別を扇動している」などとして、講演会に対する反対運動が行われていた。
百田氏といえば“右”の立場の論客として知られ、多くの講演を行い、ネット上へも右寄りの発言を投稿してきた人物だ。