結局個人戦? 就活中の友達「就トモ」は必要ないと思う人が65.1%

| 就活スタイル

就活中は情報交換が必要ですし、相談相手もほしいですよね。また、長期戦なればなるほど精神的な支えが必要となってくるでしょう。では、就活で一緒に活動してくれる「就トモ(友)」は必要なのでしょうか? 実際に就活をした経験のある社会人に聞いてみました。

■就活において、情報交換したり、エントリーシートを見てもらったりして助け合う「就トモ(就活友達)」は必要だと思いますか?

はい 51人(34.9%)
いいえ 95人(65.1%)

■そう思う理由を教えてください

<はいと答えた人>

●情報の共有ができる、助け合える

・自分だけでは得られない情報があるから(男性/25歳/小売店)
・お互いが知っている情報を共有できるから(女性/23歳/人材派遣・人材紹介)
・助け合える存在がいると違うから(女性/25歳/小売店)
・いろいろとアドバイスし合うことができるから(女性/30歳/その他)

●客観的な意見が聞ける、モチベーションを維持できる

・客観的に自分の履歴書や面接を見てくれる人がいると心強いから(女性/22歳/建設・土木)
・自分だけでは気づけないミスや詰めの甘さがあるので、お互い進み具合も含め話し合うと、やる気も出るし間違いを修正できる(女性/26歳/その他)
・自分が気付かなかったことに気付いてもらえることがたくさんあるから(男性/34歳/運輸・倉庫)
・お互いにモチベーションを保つことができるから(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)

<いいえと答えた人>

●友達に相談しても意味がない

・友達より上の人に相談したほうがはるかに役立つから(女性/30歳/医療・福祉)
・同じ年代で言い合っていてもあまり意味がないと思う(女性/25歳/生保・損保)
・大学の就職センターの人に相談したほうが信頼できるから(男性/27歳/商社・卸)
・キャリアカウンセラーのように同意を得られるとは限らないから(男性/39歳/学校・教育関連)

●結局は自分! 付き合いは面倒!

・就活は自分で切り抜けてなんぼだと思うから(男性/28歳/運輸・倉庫)
・自分でやるしかないことだから(女性/30歳/その他)
・のちのち面倒になる気がする(男性/37歳/学校・教育関連)
・問題に発展しやすそう(女性/26歳/医療・福祉)

「必要だ」という人の意見も「必要ない」という人の意見もどちらも一理ありますね。客観的なアドバイスは必要だと思いますが、就職仲間の意見がどこまで参考にできるか、というところがポイントになるように思います。

全体の約3分の2の人が「就トモは必要ない」と回答しています。結局はみなライバルですし、最後はひとりで乗り越えなければいけないことと思っている人が多いようです。一方で、情報交換や客観性が役に立つこともあるので、程よい距離を保ちつつ、自分自身も友達に対しては前向きな発言を心がけることが大切ですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年6月
調査人数:就活を経験した5年目までの社会人男女146人(男性71人 女性75人)

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