有名人の「デートなう。に使っていいよ」ブームに厳しい批判の声

| まいじつ
画像はイメージで maroke / PIXTA(ピクスタ)

近ごろツイッター上で流行しているのが《デートなう。に使っていいよ》という投稿。最初は声優の山寺宏一が自らの画像とともに投稿したのが始まりで、その後に橋本環奈が続いたことから、瞬く間に芸能人のあいだで広まっていった。

この投稿は、“彼氏(彼女)とデートなう。”というコメントとともに、あたかも自分がその人物とデートしているかのような様子を、一般のツイッターユーザーが自分の投稿と共にアップするための画像を、有名人が公開するという“遊び”だ。

芸能人が遊ぶための投稿と言ったらそれまでだが、一部からは「いいかげん、つまらない」など批判の声も挙がっている。

定期的に起きるSNS上の流行

「『ワイドナショー』(フジテレビ)に出演してる女子高生タレントの井上咲楽は『これって橋本環奈さんみたいにかわいい人がやるから需要があるわけで、そうでもない人がやっても痛い人になるだけ』と発言しましたが、まさにその通りです。

ましてや後追いで“見てくれ!”とばかりに続々と似たような画像を投稿する芸能人に、ネット上では《いまから乗っかっても遅すぎる》、《すぐに飛びつくバカな芸能人を見分けるいい機会》などと辛辣な言葉が飛ぶのもうなずけます」(芸能記者)

過去に流行したSNS投稿といえば、2014年にアメリカから始まった『アイス・バケツ・チャレンジ』を思い出す。フェイスブックやユーチューブなどを通して社会現象化し、日本でも多くの芸能人が頭から氷水をかぶる動画を投稿した。

こちらは投稿と合わせて筋萎縮性側策硬化症(ALS)の支援活動として約1万円を募金することが条件となっていただけに、今回のような単なる遊びの投稿とは異なるが、最終的には芸能人のパフォーマンスばかりが目立って「社会貢献ごっこに過ぎない」と懐疑的な声も上がり、急速に下火になっていった。

目立ちたいのが芸能人の本質ならば、このようなお祭り騒ぎに便乗するのも理解できないわけではない。だが、自ら流行を作るくらいの意気を見せてもらいたいものだ。

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