野際陽子死去…新たなキャストで「キイハンター」リメイクの噂

| まいじつ
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『キイハンター』の女スパイ役、や『ずっとあなたが好きだった』の息子を溺愛する母親役など、数多くのドラマ作品に出演した女優の野際陽子が、6月13日に死去した。81歳だった。死因は肺腺がん。15日に親族のみで葬儀を済ませたという。

「ドラマ製作会社が緊急で『新たなキャストでキイハンターのスペシャル追悼ドラマを』と動き出しています。高齢層を狙った企画ですが、あんなに人気だったコンテンツを放っておく手はないと、脚本家もプロデューサーも考えています」(芸能関係者)

このキイハンターは、1968年から1973年まで放映されたドラマで、大都会東京に架空の国際警察特別室を設定し、室長の村岡(仲谷昇)だけが知っている6人の冒険者“キイハンター”が、平和をおびやかす組織や陰謀、悪と戦う活躍を描いた作品だ。

「共謀罪も成立したことだし、スパイを題材にした作品はタイムリーです。設定を現代に合わせれば、確実に視聴率の取れる作品になるのではないでしょうか」(同・関係者)

もし、キイハンターがリメイクされるのであれば、仲谷が演じた室長、丹波が演じた“ボス”を誰が演じるのか。もちろん、野際が演じた語学堪能の元諜報員は誰ができるのか、というところに注目が集まるだろう。

「やすらぎの郷」の脚本はお蔵入りへ

「頭が切れる女スパイという点では、真木よう子が候補の筆頭でしょう。最近の演技を見ていると米倉涼子でもできそうな気がします。いずれにしても、野際さんをリスペクトした作りになるはずです。千葉真一さんにもオファーをせざるを得ないでしょう」(テレビ雑誌編集者)

警察の手に負えない事件を解決するキイハンターが主役となって活躍するドラマだけに、アクションもこなせる女優であることが必須条件になる。

「アクション要素が入ると、天海祐希や綾瀬はるか、上戸彩も候補になるでしょう。野際さんはこのドラマで、自慢の声を生かして歌手としてもデビューをしています。歌を売りたい女優にとってもチャンスかもしれません」(同・編集者)

野際が出演した最後のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)は、野際が復帰した場合のシナリオと、復帰できない場合のシナリオを倉本聰が準備していたという。

「復帰した場合のシナリオは残念ながらお蔵入りです。これこそがファンが一番欲しいものかもしれません」(同・編集者)

哀悼の意を表します。

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