「スパイダーマン」役のトム・ホランドはクモが苦手だった

| アサジョ
「スパイダーマン」役のトム・ホランドはクモが苦手だった

 衝撃の事実が発覚した。日本で12月23日公開予定の映画「スパイダーマン:ホームカミング」で主人公のスパイダーマンことピーター・パーカー役を演じるトム・ホランドは、なんとクモが苦手だった。

「僕はクモが苦手だよ。やつらはコソコソしていてただ怖いんだ。毛むくじゃらだし、ああ、考えれば考えるほど怖くなる。だから普段はクモなんて怖くないと言い聞かせているよ」

 一方でトムは、スパイダーマンのオーディションを受けた際、「白鯨との闘い」で共演した友人のクリス・ヘムズワースに相談したが、あまり助けになってくれなかったという。

「彼にメールしたときのことを覚えているよ。『やぁ、クリス、調子はどう? 僕がスパイダーマンのオーディションを受けたところだってこと言っておこうかと思って。何か良い意見をもらえたら嬉しいな』と送ったんだ。するとクリスからはこう返信が来た。『そうだなぁ、じゃあ僕からプロデューサーに君がいつも遅刻することと、台詞も覚えてこないってことを伝えておくよ』。ありがとう、クリス(笑)」

 しかしトムは後に、クリスが実はマーベル・スタジオのケヴィン・フェイグ社長にトムを推薦してくれていたことを明かし、フォローしていた。

 そうして見事スパイダーマン役を射止めたトムだが、先日の撮影で予想外の事態が起きて顔面を殴られていたという。

「僕はそのパンチをかわすはずだったんだけど、見えなかったんだ。相手は大きな鉄のナックルみたいのをはめていたんだけど、それをつけたまま信じられないくらい強い力で僕は顔を殴られたんだ」

 トムは、その原因がスパイダーマンのコスチュームにあると指摘しており、マスクを装着しているときにどれほど視覚が限られているかについて「正面が5フィート(約152センチ)ほど見えるだけで、他の角度なんてまったく見えないんだよ」と説明していた。

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