中居正広、まさかの”ジャニーズ残留”の陰に香取慎吾の配慮

中居の去就に俄然注目が集まる(写真はイメージです)

 稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)ら元SMAPメンバー3人のジャニーズ事務所からの退社が正式に発表された。事態が風雲急を告げる中、独立の旗振り役だった中居正広(44)が残留へと翻意した理由に注目が集まる。

「中居が心変わりしたのは、SMAP解散後もテレビの仕事が立て込んでいることが大きい。テレビを中心に活躍したい中居にとっては、局に対して強い発言権を持つジャニーズを離れるのは得策ではないし、お抱えのフリーのスタッフまでもが路頭に迷いかねないことを懸念したようです」(テレビ局社員)

 そうかと思えば業界内には別の見方もある。

「中居も退社の意思は持っていたが、SMAPリーダーとして3人組を送り出して自身は不本意ながら残留。事務所の反発を食い止める防波堤となることで、3人の船出を後押ししたいという男気が働いた」(芸能誌記者)

 このように、業界内では中居の真意を巡って憶測が飛び交っている。ただ、かつての仲間たちが腹をくくった中で自身だけ変節すれば、木村拓哉(44)のように“裏切り者”のそしりが待っているのは必至。そのリスクを知るはずの中居が心変わりに至った理由について新たな報道が波紋を呼んでいる。

■好調続きの中居に残留を提言?

 6月20日発売の『女性自身』(光文社)は中居が残留の意向を固めた背景として、香取が中居の将来を気遣い、訣別を申し出たと伝えている。つまり、仕事が好調続きで引っ張りだこの中居にとって、このタイミングでのジャニーズ脱退はプラスには働かない。だから、中居はジャニーズにとどまるべきだと提言したというシナリオだ。

「香取はジャニーズ脱退を機に、芸能活動をセーブしてアーティスト方面へ比重をシフトしていく意向だと言われています。芸能界やテレビ業界へのこだわりが薄れる中、お茶の間タレントとして人気を博する中居を巻き添えにしたくないと判断したのでは」(テレビ局社員)

 国民的アイドルグループだったSMAPメンバーが、今後どのように活動していくのか注目だ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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