ストーリー軽視でネタに走った「貴族探偵」に賛否両論

| まいじつ
ストーリー軽視でネタに走った「貴族探偵」に賛否両論

第9話で平均視聴率を8.4%と挽回したドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)は、さまざまなゲストが登場し、話題になっている。10話と最終回には、女優の高橋ひとみ、11年ぶりの“月9”出演となる桐山漣、ジャニーズの実力派『ふぉ~ゆ~』の辰巳雄大が出演する。

御前様の出番が最初と最後だけ

第10話からは具同家の跡取りである具同弘基を桐山が、従兄弟の具同佳久を辰巳、具同家の使用人を高橋が演じた。辰巳は、ジャニーズの先輩たちのコンサートでバックダンサーを務めており、相葉雅紀は憧れの的の存在だ。共演を楽しみにしていた辰巳だが、10話では接点がほとんどなかった。

これについてインターネット上では《御前様の出番が最初と最後だけ》、《主演は相葉ちゃんなのにほとんど出ていない》、《ドラマの内容より話題作りに走ってきた》などと、不評を買ってしまったようだ。

ドラマで「嵐検定」?

既にファンの一部では、話題作りのためにドラマのなかで“嵐検定”が行われていると失望している人もいるようだ。例えば、ドラマ内で『嵐』の二宮和也が出演した映画『暗殺教室』のワンシーンが写し出されたり、大野智が主演した『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)と同タイトルの謎解きVTRが流れたりしている。

ほかにも、松本潤主演の『失恋ショコラティエ』(同)を連想させるチョコレート、櫻井翔主演『謎解きはディナーのあとで』(同)でご主人様がかけていたと思われる黒メガネを、御前様がかけていた場面もある。いずれも、嵐ファンにとってはたまらない演出ではある。さらに、相葉雅紀が主演した連続ドラマ『マイガール』(テレビ朝日系)で役名だった政宗を“政宗是正”としてインスパイアしてもいる。

ネット上では《貴族探偵は嵐ネタが豊富》、《まさかのコラボでめちゃくちゃうれしい》などと賞賛する声が挙がる一方で、《大物ゲストでも視聴率が上がらないから嵐ネタを織り込んできた》、《ドラマの内容より話題作りが先行している》などの厳しい声も上がっている。

ドラマはフィナーレへ向け、謎の全貌が明らかになっていく。視聴率を上げるために、最終回には嵐メンバーの誰かが出演するのだろうか? 最後までファンは目が離せないようだが、ドラマ本来のストーリーは重視しないのだろうか。

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