梅雨時期に気を付けたい「洗濯」と「カビ」対策

| まいじつ
彩恵 / PIXTA(ピクスタ)

じめじめとした梅雨。洗濯ものは乾きにくく、カビも生えやすい…。そんなときに知っていると便利で快適な梅雨対策を紹介しよう。

とにかく梅雨でまず気になるのがカビだ。カビは水気のあるところに生えやすいもの。キッチン、浴室などは、使ったあとで水を拭き取ると、カビの生え方が全然変わる。ちょっと面倒と思うかもしれないが、一度カビが生えてしまうと次々にうつって、もっと面倒なことになる。早めの一手を心掛けよう。

特にキッチンのカビは、食中毒の原因にもなりかねない。もちろん、食材を冷蔵庫に入れれば安心というわけにはいかない。冷蔵庫内も無菌ではないので、カビは発生する。冷蔵庫のなかも小まめに整理し、除菌するようにしよう。また、見落としがちだが、玄関もカビが生えやすい。雨の日の傘や濡れた靴などをそのままにしないで、しっかり水気を拭き取り、晴れた日には換気をするようにしよう。

梅雨時期の洗濯のコツ

梅雨に洗濯をしていて困るのが、いつ雨が降り出すか分からない天気だ。近年の雨の降り方は、昔に比べてより局地的なので、予報はかなり広範囲に見て判断した方がいい。そうとなると、どうしても室内に干す日が増える。そのとき、ただ干すよりは、扇風機や除湿器で風を当てたり、布団乾燥機を利用するなどしよう。乾き方がやはり違う。また、浴室乾燥機が付いている物件では、浴室で干す人も多いと思うが、電気代が結構高いので注意が必要だ。

洗濯物を干すときは、ハンガーの間隔をそれぞれ最低10センチは空けるようにしよう。間隔が近いと、風の通りが悪くなり乾くのに時間がかかってしまう。

また、自動洗濯機で脱水が終わったあとに、手動でもう1回脱水をかけるのもおすすめだ。デリケートな繊維の衣類にはおすすめしないが、Tシャツやタオル、シーツのようなものなら、水分が少しでも少ない方が乾きも早くなる。

じめじめとした梅雨ももう少しで終わる。快適に乗り切ろう。

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