本田圭佑「納得できるオファーはない」移籍先はどうなる?

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サッカー日本代表の本田圭佑は、6月30日をもってイタリア1部リーグの『ACミラン』と契約が満了し、7月1日から無所属の選手になった。今後は新シーズンに向けて所属先クラブを探していくが、厳しい状況が続いている。

「本田を欲しがるのは、ヨーロッパでも、どのリーグであろうが2部のチームでしょう。だとしたら、サッカー後進国の中国、台湾などに行ってアドバイザー的な役割と選手を兼任する方がいいかもしれません。試合に出たり出なかったりすると、ますますサッカー勘が鈍り、日本代表の試合に出場したときのミスの原因になります。日本代表に招集どころの騒ぎじゃなくなってきます」(スポーツジャーナリスト)

本田は来夏のロシアワールドカップ(W杯)を見据え、ヨーロッパのクラブに入団することを優先したい考えだ。地元メディアは、レバンテ、ラス・パルマス(ともにスペイン)、トラブゾンスポル(トルコ)などが本田に興味を示していると報道している。また、近い関係者によると「イタリアの下位2クラブが強い関心を持っている」とのことだが、いずれも意中のクラブではないと報道されている。

W杯最終予選に影響も

「ACミラン時代の推定年俸が250万ユーロ(約3億2000万円)くらいだとして、次に契約するチームが提示してくる年俸は“4分の1”くらいだと考えなければいけません。アメリカのリーグや中国のリーグも視野に入れて、幅広くチームを探した方がいいでしょう。本人はヨーロッパ圏を望んでいるのでしょうが、ACミランで実績が落ちこんでいるので、それは無理な話です」(同・ジャーナリスト)

本田が過去にプレーして、どういった選手であるか熟知されているロシアリーグに復帰するという選択枝もある。しかし、実際に本田は「現段階で納得できるオファーは来てないです」と話している。

「このまま無所属のままでは、W杯出場権がかかるアジア最終予選のオーストラリア戦(8月31日=埼玉スタジアム2002)に臨む際に、影響が確実に出るでしょう。7月になってヨーロッパの移籍マーケットが解禁されました。これから打診やオファーが増えるでしょうが、多少は条件が悪くても、試合に出場できるチームを優先して契約すべきです。幸いにして本田の場合は、スポンサーになれる日本企業がいくつも付いていきますから、それらのジャパンマネーに興味があるチームから声が掛かるかもしれません」(同・ジャーナリスト)

かつて日本代表を救ってきた“魔法の左足”がもう一度輝くのか。それとも、このまま悪評を抱えたまま引退するのか。本田にとって正念場の夏だ。

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