歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)と妻の小林麻央さん(享年34)の姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)が、第99回全国高校野球・東京大会の開会式で選手宣誓を行った早実の清宮幸太郎選手(18)に感謝の言葉をそれぞれのブログにて綴った。
清宮は「私たちは野球を愛しています。野球の神様に愛されるよう、全力で戦うことをここに誓います」という言葉を述べたが、これは先月亡くなった小林麻央さんが最期に残した言葉がきっかけになったという。これに対し海老蔵は、「麻央の愛してます。と言う言葉が清宮さんの心に残り(中略)宣誓されたとか、朝から涙こぼれおちました。ありがとうございます」と感動を抑えきれなかったようで、麻耶も清宮に対し「ありがとうございます」と感謝の気持ちを明かした。
また、このブログの直後に海老蔵は、「私たちはライバル同士ではありますが同時に同じ夢を追いかける同士でもあります。青春の全てをかけて戦うことができる、幸せと喜びを、支えてくれるすべての皆様に感謝しながら野球の素晴らしさを伝えたいと…素晴らしい。見習わなくてはならない事が沢山です。」と清宮内野手の野球への想いと自身の歌舞伎への想いを合わせたようで「重ね重ね素晴らしい」というタイトルでその思いを更新した。
どの記事にも多くのコメントと「いいね!」が集まるなど、「愛している」というシンプルな言葉が多くの人の胸を打ったようだ。
文・内村塩次郎