突発性難聴の治療のため、6月27日に入院した『KinKi Kids』の堂本剛。7月4日に退院したが、11日に生放送されたNHK『うたコン』には出演せず、番組には堂本光一がひとりで出演した。
番組で剛の様子を聞かれた光一は「本当にご心配をおかけしまして、すみません。元気は元気なんですけど、やはりまだ耳の方がよくはなっていないので、ちょっと歌うにはまだ厳しいかなということで大事をとっています」と説明した。
剛の完全復帰を期待したいところだが、そもそもこの突発性難聴とはどんな病気なのだろうか。
「内耳に異常が生じ、片耳が突然聞こえにくくなる病気です。厄介なのは原因が不明なこと。疲労やストレスが引き金になるともいわれ、めまいや耳鳴り、吐き気などの症状がみられます。治療はステロイド薬やビタミン剤の処方で行われます」(医療ライター)
アーティストに多く発病している病気だが・・・
過去に突発性難聴に襲われたアーティストは少なくない。
「浜崎あゆみは2000年に左耳が突発性難聴になり、ライブツアーの一部公演を延期しました。2010年には藤あや子、『サカナクション』の山口一郎、2011年には大友康平、2012年には『エレファントカシマシ』の宮本浩次が突発性難聴を患っています」(芸能ライター)
スガシカオも2012年に発症し、自身のブログで《とにかくずっとずっと耳鳴りがやまない、頭がおかしくなりそうだった》とつらい症状を説明している。
「普段から大音量に接しているから発病しやすいというわけでもないのです。普通の人が『突然、片耳が聞こえなくなった』と病院の駆け込むことも珍しくありません」(前出・医療ライター)
発症から時間が経つと治りにくくなる。耳に異変を感じたら、すぐに病院に行くのがいいそうだ。