このところ、痴漢冤罪絡みの線路逃走事件が多い。JRだけで5月に京浜東北線・新橋駅と上野駅。4月には埼京線・板橋駅、総武線・両国駅、埼京線・新宿駅、3月には総武線・御茶ノ水駅、埼京線・池袋駅、埼京線・赤羽駅で逃走事件があった。
なぜ痴漢の疑いをかけられた男性は線路に逃げるのか。
「かつて、痴漢冤罪を扱ったテレビ番組で、弁護士が『痴漢をやっていないなら逮捕される前に全力で走って逃げるしかない』、『痴漢をやっていなければ、その場に留まる義務はない』と発言したことがあり、これがインターネット上などで『とにかく逃げろ』と広がったようです」(スポーツ紙記者)
では、実際に痴漢の疑いをかけられたとき、どう対処すればいいのか。
「連絡できる弁護士」と「録音できる機器」
「まず、『自分はやっていない』、『これ以上疑うなら名誉毀損で損害賠償請求する』と言うことが大事です。次に弁護士を呼ぶこと、そして名刺を出すなどでして、自分の身分を伝え、それから、その場を立ち去ることです。とはいえ、すんなりとその場を立ち去れないケースが多いので、そのときは、弁護士の到着までホームにいるしかありません」(同・記者)
ほかにも重要ポイントがあるという。
「女性や駅員とのやり取りの一部始終を、スマートフォンか何かで録音しておくことも重要です。冤罪の場合、相手の言い分が変化することが多いためです。また、手を洗わずに、“繊維鑑定”を依頼することも重要です」(同・記者)
いつでも電話できる弁護士と、録音できる機器を持ち歩いていることが大事なようだ。
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