今そこにある残酷な現実をとことん突きつけていく、アメリカの子ども向け絵本『うちのご近所にようこそ』
2021.08.28 02:56
|
カラパイア
[画像を見る]
幼少期というものは、とても多感な時期で、何を見ても新鮮で、人生でもっとも貴重なすばらしい時間であると表現されることもある。
だがみんながみんなそうだっただろうか?思い出したくもない、つらい幼少期を過ごした人もいるはずだ。ましてやアメリカでは、貧富の差は拡大するばかりで、貧しいコミュニティに住む子供たちは、テレビにでてくる微笑ましい家族像とはまるでかけ離れた現実に、生まれて初めての理不尽を学んだ子もいるのではないだろうか?
アメリカの教育支援慈善団体ユース・アンバサーダーズは、恵まれない子どもたちがその秘めた能力を十分に発揮できるよう、支援している組織だ。
この団体が、実際に子どもたちがどのような幼少期を過ごしているか、あえて残酷な現実を突きつけるシンプルなアイデアを思いついた。それがこの子ども向けの絵本『うちのご近所にようこそ』だ。
・実際にあった悲惨な話をかわいらしい動物たちでつづった絵本
この絵本も、ほかの絵本と同様、フレンドリーでかわいらしいウサギやネコ、ネズミが擬人化されて登場するのだが、その内容は悲惨だ。
家庭内暴力、麻薬、犯罪、殺人、刑務所など顔をそむけたくなるような話のオンパレードだが、すべて実話に基づいたものである。アメリカのもっとも貧しい地域出身の不幸な子どもたちの現実がそのまま絵本になっている。
家族向けの親しみやすくかわいらしい挿絵ですら、子供たちが生活の中で直面する暴力を覆い隠すことはできない。麻薬中毒の父さんネズミが子どもたちを殴ったり、兄さんウサギたちが人を殺めたり、ミスター・キツネはやたら銃をぶっ放す血の気の多い警官だ。
『うちのご近所にようこそ』が、子どもたちの苦境に真の変化をもたらすのかどうかはわからない。多感な子供たちがこの本をどう受け止めるのかはわからないが、これまでとはちがった切り口で、子どもたちを支援しようという創意工夫は見てとれる。
ピックアップ PR
ランキング
総合
カルチャー
1
コメダ人気デザートを「小枝」や「エンゼルパイ」などで再現!お気に入りのお菓子を見つけたくなる美味しさが大集合《実食レポ》
東京バーゲンマニア
2
「すごぉ」「でっか!!!!」 2年間かけて育て上げられた〝ミョウバンの結晶〟に6.1万人驚がく
Jタウンネット
3
【FLOの日】4月も"まるごと苺"たっぷりのタルトが1490円プリンやフライドチキンなどもお買い得に《4月5日スタート》
東京バーゲンマニア
4
「ベビーカーに1歳息子を乗せて外出した私。駅の階段が空いてから下りようと待ってたら、男子高校生が」(神奈川県・50代女性)
Jタウンネット
5
【日本とんかつ紀行】岐阜が誇る昭和25年創業の老舗大衆食堂で味わう絶品みそかつとは? / 岐阜県岐阜市松鴻町の「とんかつの松屋」
GOTRIP!
6
この色の花が存在するとは 神秘的な一輪に3.9万人驚がく「初めて見ました」「美しすぎます」
Jタウンネット
7
「子供がいるのに何やってんだ」 買い物に行こうとしたら、店の前で見知らぬオジサンに怒鳴られて...
Jタウンネット
8
池袋・サンシャインシティが『名探偵コナン』一色に染まる 展望台もアシカショーもレストランも【4/8~6/7】
Jタウンネット
9
3人に2人が討死!『豊臣兄弟!』で描かれる“金ヶ崎の退口” 絶体絶命の小一郎&藤吉郎はどう生き延びた?
Japaaan
10
「こりゃたまらん」「こういうの求めてた!!!」 青森県で売ってる〝悶絶必至の駅弁〟に1.7万人興味津々
Jタウンネット