動物にも人間と同じ感情が宿っていることは、生き物に接する機会のある人は誰でも知っていることである。
しかし、様々な事情でペットを手放してしまう人も世の中には数多くいる。
言葉を持たない動物たちだが、時には思いもよらぬ方法で悲しみを訴えることがあることを、とあるピットブル犬が教えてくれる。
米カリフォルニア州にあるシェルターに預けられたピットブル犬は、なんと涙を流して悲しみを訴えたというのだ。
このピットブル犬は、4歳になるブルーキングという名前のオスである。
元の飼い主に飼育を放棄され、シェルターに預けられたブルーキングは意気消沈し、職員がケージを訪れた時には涙の跡がくっきりと刻まれていたという。
その哀切な姿を見た職員たちは一計を案じ、涙の跡をくっきりと残したブルーキングの動画を公開することで彼を引き取ってくれる人を募集した。
すると、動画を見たジェニファー・マッケイという女性が彼を引き取ることに名乗りを上げた。
しかしブルーキングはあまりに落ち込んでおり、ジェニファーさんに近づくどころか、立ち上がることさえなかったという。
しかし何度も面会を繰り返すうちに、ブルーキングはジェニファーさんに徐々に心を開いていった。