予算削減?「ドクターヘリが飛ばない」コード・ブルーに不満爆発

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8月7日に放送されたドラマ『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)で、患者を助けるシーンでドクターヘリが登場しないことに視聴者から不満が噴出している。

第4話では救急救命部部長の橘啓輔(椎名桔平)の息子が、拡張型心筋症で容態を急変させるも九死に一生を得た。だが、息子の隣のベッドの友達が亡くなるというシーンが放送された。息子は平静を装っていたが、橘と元妻(りょう)と花火大会を見て突然友達の死を思い出し号泣するシーンが話題となった。

しかし、シーズン1やシーズン2で頻繁に見られた、ドクターヘリを要請してヘリコプターのなかで患者を救うシーンが全くないことに、視聴者からは不満が出ている。SNSでは《今回のコードブルーは物足りない、もっとヘリを出せ》、《ドクターヘリの救命シーンを端折りまくって薄くして、周囲を無理やり不幸にさせて恋愛シーンは追加しまくって、いったい何がやりたいのか》、《ドクターヘリのシーンがなさすぎて、ドラマタイトルに偽りがあるのでは》などの感想が投稿されていた。

ドクターヘリが出ないのはドラマ制作費の低下が原因?

ドクターヘリの登場シーンが減少した要因には、連続ドラマの視聴率が低下し、制作費の予算が減少している事が挙げられる。特にコード・ブルーの放送されている“月9”の放送枠は、1年以上も全話の平均視聴率がふた桁に届かない作品が続いている。そして、コード・ブルー自体も初回放送の視聴率16.3%から、15.6%、14.0%と徐々に下降している。

近年の民放の連続ドラマは、1話あたりの予算がかつての3000~5000万円から、2000万円を切る金額にまでコストダウンしているという噂もある。ドクターヘリを飛ばすとなれば、人件費や整備費や燃料費などのランニングコストもかかる。さらに、機体費用や専門家からの医療指導を仰げば、さらに金額はかさんでしまうだろう。エキストラの莫大な拘束時間も必要なほか、コード・ブルーは出演者が豪華であるため、ほかのドラマと比較してもギャラが高額になっていることだろう。

ドクターヘリを飛ばす回数やヘリでの救出シーンの少なさを嘆いているのは、視聴者だけではないはずだ。

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