ドラマ・僕たちがやりましたで「狂気の演技」が大評判の俳優

| まいじつ
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窪田正孝主演で現在放送中の連続ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)で“パイセン(先輩)”を演じる今野浩喜の評価が高まっている。SNSでも多くの人に《パイセンがアナーキーで最高!》、《お金で何とでもなると考えているノー天気ぶりがイカす!》など、賞賛の声が多い。

このドラマは窪田演じる主人公のトビオと仲間たちが、いたずら半分で隣の高校に爆弾を仕掛けたところ、プロパンガスに爆弾が引火して大事故に発展してしまい、トビオらが死者を出した事件の容疑者になってしまうというストーリー。28歳の窪田が高校生役を演じるとあって注目が集まっていたが、いまは高校に爆弾を仕掛けるプランを練っていた今野演じるパイセンが主役を上回るような勢いを見せている。パイセンは、逮捕されて取り調べのときに「あご乗せ太郎!」と意味不明な言葉を発しつつ、「吟じます」と刑事相手に詩吟を披露するなど、アナーキーな態度でいることが多く、それが視聴者の笑いを誘っている。

「今野は『キングオブコメディ』というお笑いコンビを組んでいましたが、2015年12月26日に相方の高橋健一が窃盗および建造物侵入の容疑で逮捕され、解散になりました。それからというものの、単独でライブやイベントで頑張ってきて、役者でも必死にキャラクターを確立させようとしています。その姿に感銘を受け、応援するファンが拡大しているのです」(芸能記者)

コンビ解散後から少しずつ役者の実績を積んできた今野

パイセンは高校を卒業しても「大人になりきれない」とばかりに高校の部室に入り浸り、金持ちであるが故に不良とのけんかは1万円札で解決するという浮世離れした人物。爆破事件の主犯で、ストーリーの中心軸になるが、共犯にさせた高校生らに300万円ずつ配り「プーケットに逃げて姉ちゃんと楽しく暮らそう」と説得する軽薄ぶりを見せる。

「このドラマはとにかく描写が過激で、“そこそこ楽しければいい”という感覚を窪田や今野が具現化しているところが共感を得ています。

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