大人になっても絶壁頭がコンプレックスで…という人はいると思いますが、原因の一つに赤ちゃんの頃の寝方の癖などが考えられます。
できれば頭の形の良いまま成長させてあげたいというのが親心ですが、お子さんの頭の形でお悩みの場合「頭の形外来」で専門の治療を受けることができます。
今回は「頭の形外来」で行われるヘルメット治療や、いびつな頭の形のリスク、頭の形を綺麗に保つ方法などを医師が解説します。
頭の形外来とは
頭の形を矯正を治療を目的にするのが頭の形外来です。
頭の形がいびつになる原因
赤ちゃんの頭の骨は、狭い産道をくぐり抜けられるように、複数の骨が組み合わさってできており、少しずつ折り重なって産道を通って、生まれてからも変形を続けます。
■ 向き癖
生まれた後に向き癖があると、下にして寝ている方がぺったんこになってしまったり、後頭部が平らな絶壁頭になってしまうことがあります。
胎内にいるときからすでに向き癖があって骨が変形している場合もあります。これらは病気とまでは言えないですが、頭の形は人目につきやすく、形がいびつだと気にされる方もおられます。