[動画] 背筋がゾッと寒くなる、真夏に聴いてみたい怖い落語4選

| Japaaan
[動画] 背筋がゾッと寒くなる、真夏に聴いてみたい怖い落語4選

現在、大ブームの落語。今回は落語の中でも背筋がゾオッとするような、夏にぴったりの怪談落語をご紹介します。真っ暗な部屋で一人、布団をかぶり目を閉じて聞くと、なおいっそう怖さが増します。

もう半分

幕末から明治にかけて活躍した稀代の名人、初代三遊亭圓朝作の怪談。

とある居酒屋に、変わった飲み方をする常連の親父がいました。一合の酒を一度に頼まず、はじめに半分の5勺を飲みきってから、「もう半分・・・」と残りの5勺を頼むのです。この客と居酒屋の夫婦をめぐる怪奇物語。題名でもある「もう半分・・・」の台詞、覚えておいてください。最後にきっと背筋が凍ります。

古今亭志ん朝「もう半分」

牡丹灯籠

牡丹灯籠より『ほたむとうろう』(月岡芳年『新形三十六怪撰』

先述の初代三遊亭圓朝が25歳で作った超有名怪談がこの「牡丹灯籠」。中国の怪奇小説なども参考に作られた傑作です。

浪人の新三郎は旗本の娘・お露と出会い、恋に落ちます。しかし、知人からお露は死んだと告げられます。

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