「ケーキみたいだ」「萌える」 小田急線の車窓から見える、クッキリ地層はどんな成り立ち?

| Jタウンネット
ツイッター上の投稿写真

小田急小田原線の電車から露出した地層が見えるところがあり、ツイッター上でその写真が投稿されて、見事で美しいと反響を呼んでいる。

「このあいだ小田急線から見えた地層が余りにも見事だったんで写真撮りに行ってみた」。東京都内在住のツイッターユーザーは2017年8月16日、こう明かして、写真をアップした。

茶色、ベージュ、グレー、黄色と変化
ツイッター上の投稿写真

その写真を見ると、小さな丘を切り取ったような断面に、地層が大きく4層にくっきりと色分けされている。上層部の茶色い土からベージュ色に、そして濃いグレーが鮮やかに現れ、最下層は黄色っぽい土に変わっている。

ツイッターユーザーによると、神奈川県川崎市麻生区内の小田急小田原線・新百合ヶ丘―柿生両駅のちょうど中間にその場所がある。近くに鶴見川が流れており、その流域の多摩丘陵に当たる。

電車からは新宿に向かって右側に見えるそうだ。背後に、マンションのような建物があり、地層の前には建設資材が置いてあることから、何かの工事現場らしい。

このツイートには、8000件以上の「いいね」が付いており、「チョコレートケーキの断面のようですね」「萌える」「教科書に載せてもいいレベルやな」などと驚く声が出ている。

色分けされた地層については、様々な憶測も流れているが、一体どのようにして形成されたものなのだろうか。

神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市)で主任研究員をしている笠間友博さんは8月17日、Jタウンネットの取材に対し、この辺りではありえる自然の地層だとの見方を示した。

「色が変わるため、保存は難しい」
地層をズームアップすると

笠間友博さんによると、最上層の茶色い土は、関東ローム層に当たり、できた年代から新しい順に「立川・武蔵野ローム層」ではないかとみられる。富士山や箱根の山の噴火による火山灰などが積もってできたものだ。

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