長瀬智也「ごめん、愛してる」の視聴率が足踏み状態な理由とは

| アサジョ
長瀬智也「ごめん、愛してる」の視聴率が足踏み状態な理由とは

 長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」(TBS系)が伸び悩んでいる。第2話こそ10%をマークしたものの、第6話までの平均視聴率は9.56%。なかなか、2ケタ台に上らない。

 だが、テレビ誌ライターは「この内容にしては上出来」と見る。理由は「物語が古臭い」からだという。

「長瀬を始め、坂口健太郎、吉岡里帆、六角精児、池脇千鶴、中村梅雀、大竹しのぶと演技達者なキャスティングは悪くない。それぞれに、演技としては申し分ない。ですが、この原作が韓国で放送されたのは2004年で13年も前のこと。金持ちの貧乏人に対する理不尽な差別、難病を抱えた人、報われぬ恋など、これでもかというほど様々な不幸が登場人物に降りかかります。当時の韓国では、そういうことが実生活でも社会問題になっており、こういった傾向のドラマが大いにもてはやされました。ですが、時代は変わり、韓国でも今はリアリティのあるドラマや医療モノに移行しています。お涙頂戴要素満載のドラマですが、日本の視聴者にあまり受け入れられなかったのは、そうした一昔前の昼ドラのよう話だからじゃないでしょうか」

 確かに、視聴者の感想を見ると「すごく悲しい話なのに、なぜか感情移入できない」「ごめん、心に刺さらない」など、共感しづらいといった声が多いようだ。

 これまで数々のヒットドラマを生み出してきたTBSがなぜ、このリメイク勝負に出たのか。ストーリーの落としどころに注目したい。

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