コード・ブルー「救命病棟24時」そっくり場面多発で視聴者困惑

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8月28日に放送された『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)が『救命病棟24時』(同)を模倣したとして、視聴者からは「二番煎じだ」と批判する声が相次いでいる。

この日の第8話は、冒頭から江口洋介に松嶋菜々子、松雪泰子らが出演して人気を博したドラマである救命病棟24時の映像を、フェロー役の横峯あかり(新木優子)が見つめていた。この様子を見たフライトドクターの藤川一男(浅利陽介)は驚いた様子で「えっ? ドラマ見て救命(救急救命士)になったの?」と横峯に問うと、横峯は「はい。小学生のとき、これ見て“鬼ヤバ”ってなったんですよね」と満面の笑みで答えた。

この日の放送では、フェロー役の灰谷俊平(成田凌)が駅のホームから転落して負傷し、翔北救急救命センターへ搬送されてきた。原因は睡眠薬が効きすぎたためだと推測されたが、フライトドクターの白石恵(新垣結衣)は仕事が行き詰まり情緒不安定だった灰谷をみて自殺未遂だと疑っていた。

医師の転落事故が「救命病棟24時」とシンクロ

一方で、救命病棟24時には工藤亮介(石田卓也)という救急救命センターの研修医がいた。工藤は患者を死なせてしまった後悔から泥酔し、転落事故を起こして一時重体に陥るが、その後は意識を取り戻し、3カ月後に現場復帰するという放送回があった。

そのため、視聴者からSNS上へ《冒頭に救命病棟の話を出すなら、救命病棟のスタッフに脚本を書いてもらったらよかったじゃん》、《江口洋介さんへの遠まわしの出演依頼ですか?笑》、《今日のコードブルーの展開が救命病棟24時にソックリ》、と落胆する意見が投稿されていた。

また、コード・ブルーの次回予告では、誤って緋山美帆子(戸田恵梨香)の腕に注射針が刺さる場面があった。これも、救命病棟24時で香坂たまき(松雪泰子)の腕に注射針が刺さり、エボラ出血熱が疑われる展開があったため、《誤って針を刺して感染症の疑い、って救命病棟でもやってたよね》と救命病棟24時を思い出す視聴者も多かった。

視聴率は上々なコード・ブルーだが、救命病棟のオマージュなのかパロディなのか分からない演出に戸惑った視聴者は多いようだ。

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