1985年4月から5年間ほどテレビ朝日で放送されたスポーツバラエティー番組『ビートたけしのスポーツ大将』が、10月から日曜日の午後8時台で復活する。かつて同番組は、五輪金メダリストのカール・ルイス氏を模した人形『カール君』や、『たけし軍団』がプロ野球のOBチームと対決するなど、お茶の間を沸かせてきた。名場面を多く見せてきた番組だけに、再び期待が集まっている。
「スポーツの好きなお笑い芸人や、スポーツ自慢や筋肉自慢の芸能人から売り込みが来ています。たけしも『新しいスターを生み出したい』と考えていて、既成の枠に捉われないタレントが生まれる可能性もあります」(芸能関係者)
スポーツ大将は、ビートたけしとその弟子たちであるたけし軍団の面々が、野球、陸上競技、サッカーなどさまざまなスポーツに挑戦するのが基本の番組コンセプトだった。番組で募集した一般視聴者チームや、芸能人チームなどと対戦したり、スタジオでの実技挑戦などに取り組んでいた。
「当時、放映していたさなかに、ちょうどたけしの『フライデー襲撃事件』が起き、たけしが謹慎になりました。そのあいだ、代理のMCを立てたり、一度は番組打ち切りにもなったりしましたが、スポーツが苦手な子供を対象にプロのコーチが教室を開いて苦手を克服しようという企画が行われたりと、イメージよりも“スポーツ好きを育てる”という教育的な側面も強かった番組です」(放送作家)
人気番組「イッテQ!」と真っ向勝負
2015年3月に放送された『たけしのスポーツ大将 2015~ナインティナインも参戦SP~』は平均視聴率11.6%を記録した。今年2月放送の特番では、リオデジャネイロ五輪のメダリストと天才肌の子供たちの対戦が好評で、同12.4%の高視聴率だった。
そして番組が復活する今回は、たけし軍団ではないタレントもスポーツに参戦する可能性が高いという。
「日曜日の夜8時台は常に視聴率20%前後の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が放送されています。たけしは放送作家の叡智を結集して、アイデアで勝負しようという構えで、さまざまな観点で企画が考えられています」(同・放送作家)
東京五輪に向かって盛り上がる、実にタイムリーな番組になりそうだ。