抱っこひもって色々あるけれど、どう違うの? 今注目が集まっている『gran mocco(グランモッコ)』は、昔ながらのおんぶひもを現代風にリメイクした話題のブランド。1つで9wayという抜群の便利さは、他の抱っこひもにない魅力だ。育児中の記者が、実際に使って検証してみた。
■昔ながらのおんぶヒモ”もっこ”を現代風に! 熊本発『gran mocco(グランモッコ)』
株式会社グランモッコ(熊本県熊本市)の抱っこひも『gran mocco(グランモッコ)』(希望小売価格 税込18,360円・発売中)は、2014年10月にプロジェクトがスタート。熊本天草地方で長らく受け継がれてきたおんぶヒモ”もっこ”を現代風にリデザインした抱っこひもだ。「妊婦さんにこそ、おんぶの魅力を知ってほしいですね」と同社代表は語る。
『gran mocco』は金具や留め具のない一枚布で、2本の紐で赤ちゃんとママをしっかりと結びつける。販売開始から約3年というブランドにも関わらず、2015年にはママタレントのくわばたりえさんがブログで紹介したことや、2016年の熊本地震においてその汎用性が高く評価されたことで話題を呼び、全国に人気が広がっている。
記者は普段アップリカの抱っこひもをメインで使用し、お昼の寝かしつけのときには昔ながらのおんぶ紐を使うこともある。『gran mocco』のような昔ながらのスタイルは初めてではないものの、紐2本で器用にしばるというのは慣れるまでは難しいと感じた。