【オリックス】ルーキー山本力投も、シーソーゲームを競り落とす!最下位ロッテに負け越し

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【オリックス】ルーキー山本力投も、シーソーゲームを競り落とす!最下位ロッテに負け越し

▽12日 オリックス 5-7 千葉ロッテ(ZOZOマリン)
オリックス10勝13敗 観衆 14,857人

 オリックスの先発はドラフト4位の高卒ルーキー山本由伸が3度目の登板。過去2試合もロッテ戦に先発している。前回登板した先月31日(ZOZOマリン)にはプロ初勝利を挙げた。
 山本は初回、ロッテ打線に捕まり、先頭打者の加藤、続く荻野貴司に連打を浴びると、ペーニャのタイムリー、福浦の犠牲フライで2点を先制されてしまう。しかしオリックスは4回、今季0勝3敗と苦手にしているロッテ先発の唐川から、吉田正尚が第11号2ラン、5回にはロメロのタイムリーで勝ち越しに成功する。
 勝利投手の権利がかかった5回のマウンドに上がった山本だが、二死満塁から福浦に逆転タイムリーを打たれて降板。90球の力投も実らなかった。山本の後を継いだ金田は6回に無死1、3塁の大ピンチを招くが無失点で切り抜けると、7回にロメロの犠牲フライでまたまた同点に追いつく。その裏、3番手ヘルメンが福浦にこの日4打点目となるセンターオーバーの勝ち越しタイムリーツーベースを打たれて4-5。
 しかしドラマはまだ終わらない。8回、大城に代わる代打の安達が第3号ソロで、オリックスが三たび同点。その裏、ロッテは4番手近藤を攻めて荻野貴が勝ち越しタイムリーツーベースで再度突き放す。さらにペーニャの打球をセカンド西野の送球エラーで2点差に。9回はクリーンナップからの打順だったオリックスだが、ロッテのクローザー内に抑えられシーソーゲームを取れなかった。
 負けは近藤がプロ2年目で初黒星(1勝)。2連敗のオリックスは最下位ロッテに今季負け越しが決まった。チームの借金も9。オリックスが5割でシーズンを終えるには残り20試合を14勝6敗となった。

■福良淳一監督 一問一答

−−最後は追いついたが?

「うん。よく粘ったですね。粘ったと思いますよ」

−−唐川を攻略しようというのが全員から見えたが?

「前半あまり見れなかったかな。

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