鈴木砂羽が女優に土下座を強要?ドラマ現場でも”ブチ切れ報道”の過去

Photo by Khánh Hmoong(写真はイメージです)

 女優の鈴木砂羽(44)が舞台『結婚の条件』(東京・新宿シアターモリエール)でトラブルを起こし、出演を予定していた女優2人が降板していたことが13日に明らかになった。2人は鈴木から土下座を強要されるなど「人道にもとる数々の行為」を受けたと所属事務所を通じて説明している。

「やっぱり、また起きたか、と周辺スタッフの多くは思っている」と説明するのは、鈴木と仕事をしたこともあるドラマ制作関係者。

「飾り気のない豪快キャラで、好感度も高い鈴木ですが、スタッフや後輩俳優への態度はバラエティ番組とは全く違う素顔だとも。15年11月17日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)で『鈴木砂羽 ドラマ撮影現場で起きた4つのブチ切れ事件』と告発されたこともあり、当時放送されていたドラマ『オトナ女子』(フジテレビ系)の現場でもスタッフに「こんなダサい服、着てられない」「いつまで待たせるんだよ。助監督呼んで来い」と口悪くキレていたことが報じられている。制作スタッフはシガラミも多いのでタレントには逆らえない立場ですが、共演者とはいつトラブルになるかと周囲からも懸念されていた」

 バラエティ番組では「大酒飲み」エピソードを披露する鈴木だが、ドラマや舞台の現場では当然アルコールは飲んでいないという。同関係者によると「素の性格」に問題があるようで、それゆえ鈴木の言動を恐れて共演NGに指定している女優やタレントまでいるようだ。

「酒の席での醜態なら分かりますが、鈴木の爆発はシラフで突然起きている。付き人を怒鳴りつける、椅子を蹴りとばすなど、前ぶれなくブチ切れることが多いようです。『オトナ女子』で共演してた篠原涼子(44)や吉瀬美智子(43)もいつ自分にとばっちりが来るかと警戒していたと報じられたほど気性が荒い女優です」

 今回も鈴木は、舞台に出演する元準ミス・インターナショナル日本代表の鳳恵弥(36)と築地の女将もつとめる牧野美千子(52)に対し、「通し稽古が1回しかできなかった」とブチ切れている。脚本家として『ごくせん』(日本テレビ系)も手掛ける江頭美智留(56)にまで頭を下げさせたという(江頭本人は否定)。鳳はブログに「床に額を擦り付けて謝ることになりました」と告発している。

 鈴木は2年前に10歳年下の舞台俳優と離婚している。鈴木いわくその理由は「彼が努力していないから」というが、一部では鈴木の奔放な私生活にあったと報じられたこともある。暴言、ブチ切れ、悪態……とテレビで観る”破天荒キャラ”にも近いとも言えるが、そのほとんどが自分に逆らえない「格下」相手のパワハラなのが残念な限りである。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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