“土下座騒動”で注目されていた鈴木砂羽の初演出舞台が、トラブルを抱えたまま幕を開けた。
「初日を迎えられて本当にうれしかったです」
終演後、会場前に集まった報道陣約70名の前に姿を見せた鈴木は、涙ぐみながら心境を吐露した。カーテンコールでは「お騒がせして申し訳ありません」と頭を下げたと言い、「ちゃんと言うことを考えていたのに、顔を上げてお客さんが目の前にいっぱいいたら、泣けてきてしまって…」と言葉を詰まらせた。
開幕2日前の9月11日に、出演予定だった鳳恵弥と牧野美千子のふたりの女優が降板を発表した。ふたりの所属事務所は降板の理由を「鈴木砂羽氏よりふたりの受けました人道にもとる数々の行為」を理由に挙げ、鳳もブログで土下座を強要され、罵声を浴びさせられたと主張していた。一方の鈴木は「土下座、人道的に彼女の人格や尊厳をめちゃくちゃにするような罵声を浴びせた事実はありません」と否定した。
今後の鈴木の仕事を心配する声
「9日に“事件”は起きました。鳳たちは、別の仕事の予定があるために、稽古場所を早めに離れました。このため、2回通し稽古をしたい鈴木の意図をよそに、1回の通し稽古で切り上げざるを得なかったことを鳳らが謝罪したのは事実です。ただ、座った状態で頭を下げたのを『土下座』というのは言い過ぎだと思います」(舞台関係者)
鈴木の舞台『結婚の条件』は婚姻免許法が施行された近未来を舞台に、婚姻許可試験のため塾に集まった生徒の奮闘を描くという作品だ。
「初日の公演は大成功で、塾長役の鈴木は感極まってカーテンコールでは泣き出していました。舞台はさまざまなエネルギーが集まる場で、テレビ番組の収録とは違い、一発勝負ですから、いろいろなハプニングが起きるのは当たり前です。芸能メディアの人たちが深く大げさに捉え過ぎています。初めての演出だから多少は、肩に力が入ったのは事実でしょうが…」(同・関係者)
今後の鈴木の仕事への影響するのではないだろうかと、一部から心配されているという。
「この騒動で舞台や映画、テレビドラマの出演オファーが減ることも予想されます。特に、イメージを大事にするCMの仕事はしばらく無理でしょう。もともと鈴木は気難しい性格で、ドラマでも撮影スケジュールが予定通りにいかないと『誰が悪くて遅れているの?』とスタッフに詰め寄ったりするところがありますから、そういうところがマイナスに影響してしまったのでしょう」(民放テレビ局スタッフ)
このまま騒動は落ち着くのだろうか。