信州・長野県の西部にある木曽は、江戸時代以前から日本有数の木材の産地として有名。
その中でも、傾斜が険しく寒さの厳しい木曾の山の厳しい自然環境下でのみ育つ「木曽ヒノキ」は、木曽以外の地域のヒノキとはまったく質が異なり、最高級ブランドの木とされています。
そんな木曽ヒノキを使った木工ワークショップ「ヒノキの箸づくり」を体験できるのが、長野県木曽郡木曽町新開にある、信州木曽 ふるさと体験館。
ヒノキの箸づくり体験では、木曽ひのきの香りと手触りを感じながら、世界にひとつだけのお箸を作りって持ち帰ることができます。
信州木曽 ふるさと体験館は、JR木曽福島駅からはバスで15分、車で10分ほどの距離。
入り口で受付を済ませたら、いざ、木曽ヒノキの箸づくり体験のスタートです。
体験を行うのは、昭和3年に建てられ、平成9年に廃校になった黒川小学校の校舎。かつての学び舎で、木曽の山里に残る自然と暮らしの知恵や技を教わることができるなんて、素敵ですね。
ノスタルジックな雰囲気の残る校舎の中。
木曽ヒノキの箸づくり体験を教えてくれるスタッフさんが待っていてくれました。