お風呂に入って逆に疲れてませんか?間違いだらけの入浴

| アサジョ
お風呂に入って逆に疲れてませんか?間違いだらけの入浴

 子供の頃、親から「お風呂に入るときは肩まで浸かりなさい」などと言われ、100カウントほどさせられたという経験はないでしょうか? 実は、こうして湯に浸かると、全身に合計1トンほどの水圧がかかり、内臓(特に心臓と肺)が圧迫され、かえって疲れてしまうことが多いのだとか。

 そこで推奨されているのが半身浴。目安はみぞおちのあたりまで浸かること。そうすれば、心臓や肺に負担もかからず、のぼせることもない。また、下半身で温められた血液が全身を巡ることで、足のむくみなどを取る効果も。

「自律神経には、体をリラックスされる副交感神経と、リフレッシュさせる交感神経がありますが、お風呂のお湯は38~40℃の間がリラックスできる温度帯になります。入浴時間は20~30分。個人差はありますが、発汗が始まるまでそれくらいかかります。汗をかくことで体内の老廃物を洗い流したいので、少し長いですが頑張りましょう」(美容ライター)

 パックやマッサージ、雑誌や本を持ち込んで時間を潰すという人も多いかと思いますが、皆さんはこの時間、何をして過ごしているんでしょう? 半身浴派の女性に聞いてみました。

「タブレットでHuluの映画を見てます。お風呂の蓋を台にして、タオルの上に直置き。湯気で壊れたりということはないですね」(25歳・事務)

「キッズ用のお風呂クレヨンで絵を描いて遊んでます」(28歳・制作)

「いつもやっているわけじゃないけど、タオルクラゲを作っては潰し、作っては潰し……とやっていたら30分経っていたことが」(33歳・経理)

「最初は音楽を聞くために、Bluetoothの防水スピーカーを導入したんですが、最近はEDMを流しながら韻を踏んでひとりラップしてます」(27歳・広告)

 時間つぶしに絵を描くタイル。湯船でクラゲになるタオル。半身浴のフリースタイル……。半身浴タイムも楽しみに変えて、体と心のストレスを取り除きたいですね。

(摘木みなみ)

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