AKB48・渡辺麻友が卒業後に期待される「役割」

| まいじつ
AKB48・渡辺麻友が卒業後に期待される「役割」

10月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~』のチケット先行発売が好調だ。

渡辺は10月4日に行われた『AKB48』のミュービックビデオ発売イベントに出席し、「やり残したことはないので、あとは最後の日まで、とことん楽しむのみです。全力で楽しんでやりきって、次世代のみんなへバトンをつなぎたいと思います! ひたむきにがむしゃらに前だけを向いていけば、必ず道は開けます」と語った。

総選挙では5位以下になったことがない人気メンバーでありながら、常に謙虚でストイック、そしてファンへの感謝を忘れなかった渡辺だが、渡辺の卒業後が心配だという意見もある。

「これまで10年も恋愛禁止を遵守してきただけに、反動で歯止めが利かなくなるのではないかと心配されています。そもそも渡辺が3期生のオーディションを受けたときは、まだ12歳の中学生でした。そのときから渡辺は、アイドルの王道を一度も外れることなく貫いてきたのです」(AKBライター)

渡辺は卒業後、女優としての活躍が期待されている。

「所属芸能事務所は渡辺に“ポスト仲間由紀恵”の座を期待しているようです。意地悪だったり、根が暗かったり、癖のある役の方が光ると思います。単にかわいいだけの女優は大勢います。ひねくれた役が似合う女優になってほしいです」(演出家)

いまだ成功例のないAKB出身の女優

大島優子や前田敦子は、女優として成功したとはまだ言い切れない。歴代のAKB出身の女優たちは、これという役柄をつかめずに苦しんでいる。

「現場としては、女優として元AKBのメンバーは使いにくいのです。汚れ役に起用しづらく、かといって主役級を張らせるほどの演技力もない。元AKBのメンバーが女優をやる場合は無難な脇役が一番、収まりがいいのです」(ドラマ製作スタッフ)

渡辺は2015年放送の連続ドラマ『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)で主役を務めたが、視聴率は低迷して失敗に終わっている。それからというものの、渡辺は「主役としては厳しい」という意見をくつがえすべく、卒業後は演技のレッスンに勤しむという。

「書店ガールは平均視聴率3~4%を推移していましたから、プロデューサーなどが渡辺の起用を避けるのはやむなしといったところです。ファンたちは卒業後も清楚な渡辺を期待するのでしょうが、例えば悪女などを演じると、光る要素があるのではないでしょうか」(同・スタッフ)

いずれにしても、AKBから卒業すれば、グループの人気という後押しはなくなり、単なるひとりのタレントになる。渡辺は“性格俳優”として勝負できる演技力を身に付けられるだろうか。

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