嵐・松本潤がグループ結成秘話を明かす…相葉の加入理由は「二宮と仲が良いから」

Photo by KkleinRN(写真はイメージです)

 10月から40分番組に拡大した『TOKIOカケル』(フジテレビ系)。4日の放送では、嵐・松本潤(34)が登場し、ついに「ジャニーズ年表」に嵐のメンバーが加わることとなった。当事者だからこそ知る、メンバーが選ばれるまでの経緯や当時の心境など、嵐結成秘話を明らかにしていった。

「いつも(嵐の)5人だから、緊張しますね」と、先輩の番組に久々に1人で登場することに、緊張している様子の松本潤。だが、やっと「ジャニーズ年表」に嵐が加わることになり、TOKIOも「やっとだね!」とうれしい顔をみせていた。

 松本は、1999年に嵐としてデビューするワケだが、グループが結成される最初のきっかけは「ボクとニノ(二宮和也)が、いつもよりも早めに(現場)に入ったこと」だったようだ。そこには、バレーボールを練習する年上ジャニーズJr.がいたそうだが、その中で自分たち2人だけがラリーを続けられたのだという。その流れから、バレーボールのイメージキャラクターに選ばれ、デビューすることになったのだとか。

 そこに櫻井翔が加わり、最初は松本・二宮・櫻井の3人だったが、レコーディングのタイミングになって、「(歌がうまい)大野智をいれよう!」ということに。しかし、当時の大野は「ジャニーズ事務所を辞めよう」と思っていたのだという。

 その結果、レコーディングで自分にソロパートが割り振られていることを知った大野は「やばいな」と、このままだとデビューしてしまいそうな雰囲気を感じ取り、「(大野は)2週間ぐらい携帯や家の電話にまったく出なかった」と、当時の裏話を松本が明かした。しかし、国分太一は「ほんと辛かったって言ってたよ」と大野の当時の心境を語り始めた。その頃、京都で公演された舞台『ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO』(97年~98年)に出演していた大野が「『オレ、何やってるんだろう』って涙がでた状態で舞台に出たこともあるんだって」と、国分は大野から話を聞いていたことを明かし、「大野の言い分もわからないでもない」という素振りを見せていた。

 ただ、「ジャニーズを辞めたい」と思っていたメンバーは大野だけではなかったようだ。これには、松岡も「え? どういうこと?」と驚き。なんでも松本によると、「ハワイで行われた嵐結成会見の時は、リーダーと櫻井、二宮の3人はもう(事務所を)辞めたかった」と暴露。その理由として、「櫻井は学業に専念するため、ニノは『海外に行きたい』って言ってた」と明かした。

 そんな中でもなかなか話に登場しなかった相葉雅紀だが、嵐に入ったきっかけは“二宮と仲が良かったから”だということが判明。まだ4人で練習している時に、二宮がジャニー喜多川社長から「YOU、相葉とずっと一緒にやってるのに入れてあげなきゃかわいそうじゃん」と怒られたことから、メンバーに入ったようだ。

 当時、嵐の5人中3人はやめようと思っていたことには驚きだが、彼らもここまで人気者になるとは思っていなかったはず。さまざまな事情をかかえ、5人揃ってデビューしたことは、まさに「奇跡」なのかもしれない。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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