山里亮太の「悪態番組」を「推理バラエティ」に変換した松たか子の手腕

| アサジョ
山里亮太の「悪態番組」を「推理バラエティ」に変換した松たか子の手腕

 10月3日放送の特番「毒出しバラエティ 山里&マツコ・デトックス」(TBS系)が話題だ。

 この番組は、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、メディアやSNSでは言えないことを書き溜めた「毒出し日課帳」をもとに、マツコ・デラックスをはじめとするコメンテーターにブチまけることで、心のデトックスを図るという内容。

「単に、山里が心の闇を吐露するだけの悪口大会に終わらず『推理バラエティ番組』のように仕上がっていたのは、コメンテーターとして出演した松たか子の手腕が大きかったですね。山里が嫌いな『仕事にやる気のないモデル』の話をすれば『それは外国人のモデルさん?ハーフ?』とツッコミを入れ、『世間で言われている普通のことをママ代表ぶって発言する女性タレントがイヤ』と言えば、手ぶりでメガネを作り、山里が誰の悪口を言っているのか視聴者にわかるようヒントを出す“名探偵”ぶり。番組内でも松のイニシャルから“名探偵MT”と命名されたほどでした」(芸能ライター)

 番組の最後には「みんなの頭の中でそれぞれ考えていただいて、その人だと思って、その人を嫌ってもらえればそれで本望」と、すがすがしいほどまっすぐな目で言い切った山里。ネット上ではダレノガレ明美やお笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえなどの名前が推測されているが、真相やいかに。

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