フィンランドの首都ヘルシンキは日本からのアクセスの良さや治安が安定していることから、近年注目されているヨーロッパ都市の一つ。
コンパクトで洗練されたヘルシンキは映画「かもめ食堂」の舞台にもなった街で、徒歩やトラムに乗って街の風景を堪能しながら巡るのがおすすめです。
今回は個性的な建築が多くあるヘルシンキの中でも、圧倒的な存在感を持つ岩の教会「テンペリアウキオ教会」をご紹介します。
ヘルシンキ中心部からトラムに揺られて15分程の住宅街には、アパートが円形の建物を囲むように立ち並ぶ不思議な一角があります。
その中央に位置するのは通称「ロックチャーチ」と呼ばれるフィンランド福音ルター派教会のテンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)です。
教会の内部に一歩足を踏み入れてみると、他の教会では見られない構造に目が釘付けになることでしょう。