水野美紀名演技!主役よりも脇役が面白い「刑事ゆがみ」

| まいじつ
水野美紀名演技!主役よりも脇役が面白い「刑事ゆがみ」

連続ドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)で、主役の浅野忠信と神木隆之介の存在感が希薄だという。

10月19日に放送された第2話では、ゲストで出演した水野美紀が久しぶりに怪演を見せた。

物語は、中学校教師の早杉千里(水野美紀)の部屋で、打越という男性(中川大志)が頭から血を流して倒れていたところから始まる。打越は程なく救急車で運ばれるが意識不明の重体に陥った。早杉の部屋に何者かが侵入して早杉に暴行をはたらいたが、ちょうど打越が訪ねてきたために犯人と争いになったという。犯人は逃げる際に花瓶を振り回し、早杉はその花瓶で右手を怪我、逃げた犯人を追いかけようとした打越は花瓶からこぼれた水で足をすべらせテーブルの角に後頭部を打ちつけたのだという。しかし千里は被害届を出さない。中学校の教師という手前、このことが明るみに出ると体裁が悪くなると考えているためだ。

この早杉の証言に弓神適当(浅野忠信)は疑問を抱き、独自に捜査を開始する。

脇役がいい味を出している

「早杉が結婚紹介所で知り合った男を部屋に連れ込んでいたときに、かつての教え子である打越が訪ねてきて、男ともみ合いになり、男を殴ろうとして滑って打越が頭を打って倒れたというのが事件の真相でした。早杉がかつての教え子で、恋人でもある打越を守るために嘘をついたのです。ここで水野は、中年女性なのに、まだ男性経験がないという役をを演じたのですが、これが絶妙な演技でした」(芸能記者)

水野の演技はSNSでも評判になり、《一周まわって水野がかわいいっす》、《かよわい女性教師が最高》、《ださい服装がまた萌えます》などという投稿が集まった。

「教育実習でやってきたかつての教え子と、先生が恋に落ちる。この“禁断の設定”の影響もあり、水野の演技は完全に主役の浅野と神木の存在感を上回っていました。この放送回では、水野と共にゲストだった斎藤工も下着泥棒役でいい味を出していたのですが、レギュラー出演しているハッカー役の山本美月といい、浅野の上司の稲森いずみといい、脇役らのほうがクオリティが高いようです」(演出家)

今後は、刑事たちの脇を固める役者たちに注目したほうがいいかもしれない。

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